後藤先生ゼミ(2020)

研究主題

 財務諸表分析を使って行う企業評価を学習します。これまでゼミでは、学生の自主性を重んじて企業価値評価に関する文献を自分たちで選択してもらっていましたが、来年度は、伊藤邦雄著『新・企業価値評価』日本経済新聞社を使います。この本のテーマは「ある企業に値段を付けたら、いくらになるのか」ということを扱っています。具体的には、ソニーや日立製作所はいくらか、という問題です。企業価値に影響を与えている様々な要因を知って、それを数値で表現することを学習します。様々な方法がありますが、それらを学び、自分で使えるようにします。

研究方法

3年次:今年度、内容を書いていますが、基本的な流れは同じです。
第1章 価値思考が未来を変える
第2章 企業価値評価のフレームワーク
第3章 財務諸表から読む企業活動
以下、第11章 (ケース・スタディ)ユナイテッドアローズの企業価値評価まで進むことを予定しています。ただし、これは受講者次第です。
 まず、この文献では序章から第4章に当たりますが、なぜ企業価値が評価されなければならないか、企業価値評価に必要となるファンダメンタル分析はどのようなものか、を具体的に説明します。それを使って、受講生には実際の有価証券報告書を見てもらい、それが数値としてどのように表れているか、を報告してもらいます。この文献では、それが第5章と第6章になります。そのあと、企業価値評価に必要な知識、具体的には異なった時点の評価を比較する手法、や市場の評価を加味した方法をどのように利用するか、を全員で学びます。それが、この本では第7章から第10章に当たります。そして、具体的に財務諸表と市場データを利用して、企業価値を測定します。なお、会計学でわからない箇所が出てきたら、桜井久勝著『財務会計講義(第15版)』中央経済社や伊藤邦雄著『新現代会計入門』日本経済新聞社、を利用して、自分で学習してください。
※統計パッケージ(誰でも自由に利用できる「R」や神戸大学で利用できる「SPSS」や「TSP」や「EViews」、など)を学びたいという受講生がいたら、別に申し出てください。企業価値評価が簡単に行えます。

4年次:卒業論文の指導をします。

開講頻度

 隔週

その他

 別にありません。