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アントレプレナーとベンチャーキャピタリストのためのベンチャーファイナンス実践塾







氏名
上田隆久
所属
平安伸銅工業株式会社 営業部 マネージャー
志望動機
現在、私の職務は営業職であり、これまでファイナンスという言葉は知っていても、何か自分には直接的に関係のないものとして特に意識もせず、日常の業務においてもファイナンスの知識を具体的に必要とする事もありませんでした。しかしながら、この不確実な事業環境の中で、弊社のような小規模・小人数の企業が事業を発展させていくには、個々人が自分の職務だけを考えて行動するだけでなく、社内の人間が様々な知識や経験を持ち寄った上で、尚且つバイプレイヤーとしての意識をもって業務を行うことで、より的確な事業展開を行い、またリスクヘッジができる可能性を感じ、また必要なことであるとも漠然とではありますが感じておりました。事実、弊社においても、開発と営業の業務はこれまでの全く分かれたものから、徐々にではありますが互いの業務に携わり合う様垣根を低くし、より効率的な商品開発ができるよう変革を進めていっております。 そのような中、昨年ベンチャーファイナンス実践塾の5期生の方の最終プレゼンテーションを拝聴させていただく機会を得て、これまで門外漢としての意識しか持っていなかったビジネスプランニングの考え方やファイナンスの知識、更にはそれらを実際に事業計画に落としこんでいくことの重要性を改めて考えさせられる契機となりました。 このような自分の置かれた環境の中、会社より希望者に「ビジネスファイナンス実践塾」に参加する機会が与えられ、より自分自身の見識を深め、自らの業務に活用するだけでなく、自社の事業の発展や運営に参画及び寄与できるのではないかとの思いから、今回の実践塾への参加を希望するに至りました。 これまで、財務に係わった経験もなく、限られた時間の中で、全く一からのスタートといっても状態でありますが、自分の中でも有意義で密度の濃い受講にしたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

氏名
大林良寛
所属
弁護士法人 淀屋橋・山上合同 弁護士
志望動機
1 現在の業務
私は,現在,弁護士法人淀屋橋・山上合同にアソシエイト弁護士として勤務しております。当事務所 は,大阪事務所と東京事務所を有しておりますが,私は,大阪事務所において執務にあたっております。 当事務所では,特定の分野に特化することなく,全ての法分野の業務を扱っておりますが,私は,主に, 倒産処理,企業法務,知的財産権,一般民事等の業務に携わっております。このうち,倒産処理では,民 事再生,第2会社方式の事業譲渡等,いわゆる再生型の倒産処理も複数手がけて参りました。
2 参加動機
企業の再生のためには,1にも2にも資金繰りが重要となってきます。倒産処理における資金調達方法 は,DIPファイナンス等がありますが,その方法も限られているため,実際に経験できる資金調達方法 も自ずと限られてきます。 今後は,危機時の企業再生のみならず,平常時における企業の成長の手助けも業務として携わりたいと 考えているのですが,その際必須となってくるファイナンスの知識が,現時点では,圧倒的に不足してい ます。 教科書的に得られる知識も重要ではありますが,実践的な知識を身に付けたいと考えていたところ,当 事務所所属の弁護士(藤田清文)から,ベンチャーファイナンス実践塾の存在を聞き,同塾に参加して, 実践的な知識を身に付けたいと考え参加を申し込んだ次第です。
3 将来の業務
私は,将来的には,クロスボーダーの知的財産案件・倒産案件に携わりたいと考えており,来年,海外 留学をすることを予定しております。日本の企業(特に大阪の中小企業)が,海外に進出する際には,当 然,新たな資金が必要となります。ベンチャーファイナンス実践塾で得る知識を利用して,将来の業務の 幅を広げたいと考えております。

氏名
笹井香予子
所属
平安伸銅工業株式会社 総務部長
志望動機
私自身が中小企業の後継者であり経営を担う立場であることから、時代に合った合理的で持続可能な経営に必要な知識やノウハウを身につけるため参加を決めました。 中小企業が置かれている状況は、非常に過酷です。特に我が社が取り扱う生活雑貨など単純製品は、市場の成熟による過当競争で利益率は低下。高齢化によるパイの縮小も加わり、事業は先細る一方です。しかし、危機意識はあっても、過去の成功体験から抜けきれず旧態依然のまま事業を続けているのが現状です。 また、我が社の場合これまで社長一人で事業戦略を立て、担当者に指示を出していました。会社の核になる幹部社員を育成してこなかった為、会社方針が社内に浸透せず社員の力を活かしきれていない状況が続いていました。さらに、銀行借り入れに依存した資金調達が続いていることから、事業戦略もさることながら借入残高を減らすため財務戦略の立案も急務となっています。以上の問題を解決させるため、注目したのが貴塾でした。事業戦略の立案に財務的根拠を持たすことは、まさに我が社が今必要としていることであります。また、貴塾に社員も参加させることで幹部育成につなげる狙いもあります。参加される他の塾生の方々と接することにより、私も含め視野を広げるチャンスにも繋がると確信しています。この機会を有効に活用し、今後の事業運営に活かしたいと思っています。

氏名
田中健作
所属
株式会社SDVホールディングス 管理本部 次長
志望動機
当社は、モバイル事業・ICT事業・カーソリューション事業の3つの事業を柱に展開しています。設立65周年を迎えるのを期に、更なる事業の成長を目指し現在、大きな組織改革及び事業の再統合に着手しております。   そんな中で、私自身は管理部門の責任者として社員一人ひとりがイノベーションを起こすことのできる組織つくりに取り組んでいます。 確かに、仕組みを作ったり、人事制度のような制度を整備してくことも重要な業務のひとつではあります。しかし、最も重要なことはチャレンジを継続し、成果をきちんと実現しくことだと思います。  そのためには、無謀なチャレンジではなく、体系化された理論のもとにチャレンジを継続する必要性を感じていました。 そんな時に当社の社長より、この実践塾を勧められ開催要旨を読ませていただいたら、「まさに、これが知りたかった」という内容でした。 以上が、この塾に参加させていただく動機です。 忽那先生はじめ、刺激的な受講生の方と学習できることを楽しみにしています。 よろしくお願いいたします。

氏名
畠山和夫
所属
畠山和夫税理士事務所 税理士
志望動機

1. 参加を希望した経緯
(1) 平成20年10月8日付及び平成23年11月11日の日本経済新聞に掲載された忽那先生の記事に共感したこと。 (2) それに伴い「中小企業が再生できる8つのノウハウ」の本を購入し実践塾の存在を知ったこと。 (3) それに基づきインターネット検索を行ったこと。
2. 共感をもつに至った素地
(1) もともと花屋さんはきれいな花を咲かすことに専念し、雑務(管理部門)は他の女房役(参謀)に任せれば良いと思っていた。 (2) 平成9年に税理士を開業して以来、顧問先は全て新規開業者であったため、本業以外の雑務は大半引き受けてきたこと。従って税理士の業務(記帳代行と税務代理)以外に経理財務、人事労務、総務等の仕事を行ってきたこと。 (3) しかしながら、顧問先の業容が大きくなり、私一人の手に負えなくなってきた。そこで直面したのが、財務・組織・情報の確立が顧問先の成長のために避けて通れなくなってきたこと。
3. 学びたいこと
(1) 常に直面する悩みが、顧問先に税務を越えた関り方をしているが、その関り方はブタ(経営に参画する)かニワトリ(外部コンサルに徹する)かという問題。 (2) Foreign Affairs誌2010年12月号にSNS等の情報革命により「パワーを分ちあう新時代は、誰もひとりで物事を勧められない」という指摘の通り、会社組織はピラミッド型からネットワーク型に移行せざるを得ないのではないかという疑問 (3) 企業を図る「ものさし」は今後貨幣から別のもの(※)に姿を変えていくのではないかという疑問。 (※ 例えば、人材・ノウハウ・顧客・社会からの信頼
4. 最後に 以上をよく見極めた上で、顧問先を無事にリードできるようになりたいと思っています。


氏名
檜山洋子
所属
エートス法律事務所 弁護士
志望動機
商人の町大阪で弁護士になって早13年目を迎えました。その間、いろいろなことにチャレンジし続けてきましたが、昨年11月、先輩弁護士と共に、翻訳、語学スクール、経営コンサルティングなどを目的とする株式会社アキラを立ち上げて代表取締役に就任し、新たなチャレンジが始まりました。 株式会社アキラでは、翻訳事業を既に開始しておりますが、夏前には語学スクールを開校し、今年の秋頃にはカフェをオープンする予定です。いずれも、私にとっては初めてのビジネスばかりで、細かい経理処理からマーケティングや実務まで全て私1人でこなしている状況です。その中でも特に資金繰りと支払いは、最も大切なポイントであるにもかかわらず、どうしていいやら全く分からない未知の分野です。 まだビジネスが小さいうちにしっかりとしたノウハウを身につけ、将来大きく羽ばたけるようになりたいと思い、ベンチャーファイナンス実践塾への入塾を決意しました。もちろん、当塾での勉強が、弁護士業務に役立つことは確実です。従来の弁護士業務の枠にとらわれないスーパーコンサルタントとして、中小企業の社長様達のお悩みをバッサバッサと解決していきたいと思っています。

氏名
南信男
所属
スペクトロニクス株式会社 営業マネージャー
志望動機

1.現時点までの人生の総括のきっかけ
会社経営に失敗してから、ちょうど10年が経ち、慌ただしく過ぎ去った時間を一度顧みながら、 さまざまな出来事の原因を直視して、現職の立場で(肯定的な)成果に繋げるきっかけにしたいと 考えています。
2.ファイナンスを意識した営業戦略の立案
現在、弊社スペクトロニクスは、従来の受託開発中心の受注体制から、 『レーザ技術を核とした革新的アプリケーションを創出し、自社ブランド商品事業を確立する』という 新たな会社方針を掲げて、自社商品への受注体制へと事業モデルの転換と確立を目指しています。 また、その会社方針に向けて、今後5年以内の具体的な単年度ごとの数値目標を定義しつつ具現化を 目指そうとしています。私のミッションは、営業マネージャとして、ファイナンスを意識しながら、 効果的な営業戦略を具体的な戦術に落とし込みながら検証しつつ、実行する事であると認識しております。 今回の私の業務遂行にあたり、弊社経営陣とファイナンスの共通言語を持ち、戦略内容をより、 共有しつつ業務を遂行する事がより重要であるとも考えており、そのため、今回のセミナへの参加を決意 いたしました。 また時間が許せば、この機会に営業戦略に関する体系立った勉強もしてみたいと考えています。 特に、神戸大学経営学部の高嶋先生の著書『営業改革のビジョン』の内容には共感しており、 『生産財マーケティング』や『営業プロセス・イノベーション』なども一読してみたいと考えています。 落ちこぼれないように頑張りますので、ご指導の程、宜しくお願い致します。


氏名
森本忍
所属
平安伸銅工業株式会社 総務部総務課
志望動機
きっかけは「従業員も会社経営というものを意識するべき」という経営者側の「ベンチャーファイナンス実践塾」案内でした。同じ仕事に長く就いているものにとってはプレゼン大会の見学と実践ワークショップへの参加は、頭の中の風通しを良くしなければいけないと感じるものでした。いち従業員とはいえ会社経営の根幹に携わる職種なので実践塾への参加を好機と捉え、講義をとおして「実践」する力を身につけたいとおもいます。

氏名
山下哲司
所属
リハコンテンツ株式会社 代表取締役
志望動機
リハビリ型デイサービス事業に特化しているリハコンテンツ株式会社の 代表を務めています山下哲司と申します。レッツ倶楽部という名称で直営店展開とフランチャイズ展開を 行っています。 参加の動機はベンチャー企業として広く展開していくに当たり ファイナンスの知識や戦略事例の習得を目的に参加させて いただきます。超高齢化社会を迎え介護認定の人生の先輩が寝たきりになることなく 人生を全うしていただき、介護を支えていらっしゃるご家族の方々や 地域のケアマネージャーの皆様に喜ばれるサービスをご提供させていただき、ひとりでも多くの方々の笑顔を創出していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

氏名
脇田真知
所属
サンスター株式会社 事業計画部
志望動機
弊社は、成長戦略を具体化して事業構造変革を実行することが重要な状況にあると認識しています。 事業計画部は全社の事業計画策定およびローリングを推進していますが、特に「新規事業」への取り組みの反省を踏まえて、裏づけのある議論を積み上げて検討するための支援強化を始めております。新規分野での新規事業化に関して、社内ベンチャリングの考え方でデューデリのフレーム構築等にも着手しているところです。 今回のベンチャーファイナンス実践塾でのリスク分析やファイナンス面も含めて新規事業化の中で実践的に活用できるよう検討したく、参加をさせていただきました。 よろしくお願いいたします。


受講後の感想

上田隆久
期待と不安が入り混じった中で受講を始めた実践塾ですが、第一回の講義を受けた時から当初の不安が消え去り、とても心地よい緊張感と充実感に満ちた時間を過ごす事が できました。一回一回の講義のテーマが明確で解りやすく、また疑問な点はすぐに優秀な学生アシスタントの方達がフォローしてくださるので、一歩一歩確実に自分の身についていく事が実感できました。さらには、ただ単に受講するだけでなく、まさにその名の通り実際に自社の事例に落とし込んで実践していくことにより、様々な問題点や課題が明確になり、今後の改善点や事業の進め方の大きな指針に結びつける事が出来たのは大きな収穫となりました。最終回のプレゼンテーションに向けて分析を繰り返し、議論を重ね、共通認識のもとで前進する事ができたのは、自分自身にとっても、これまでに無い本当に貴重な経験となり、今後この経験を活かして、更なる前進が出来るよう歩んでいきたいと思います。全7回の受講を終えた今、「ああ、もう終わってしまったんだ」という気持ちと、 「これからが本当の意味での始まりなんだ」という気持ちが複雑に入り混じりながらも、気持ちも新たに更に次のステップに進んでいこうと改めて決意しています。忽那先生、受講生の方々、学生アシスタントの方々、本当にお世話になりました。これからもなにかとお世話になることがあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

大林良寛
普段の弁護士業務をこなしているだけでは何となく満足できず,全く新しい分野の知識に身を投じたいなと思って,畑違いであることを前提に,本実践塾に申し込みました。もちろん,弁護士業務も勉強の毎日ではあるのですが,初日にテキストを見たときに,これは,大変なことになるなと感じました。経営者は判断をすることが最大の仕事ですが,その判断は,その経営者だけにとどまる判断ではなく,当該事業に携われる従業員や取引先に影響がある判断であると常々思っています。今回の実践塾を通して,経営者が,新規事業を立ち上げる際には,ただ漫然と判断してはならないということを知ると同時に,経営者の判断の醍醐味を感じました。今回感じた重要な点は,新規事業を立ち上げた後にも,継続的に,当該事業の問題点を認識してそれに対する対応策を検討し続けなければならないという点でした。全く新しい事業を立ち上げる場面ではなくても,既存事業の問題点を解決するためのマイナーチェンジも,新規事業を立ち上げるのと同じことであって,その際には,結局,新規事業を立ち上げる際と同じようなことを考えて,戦略的な判断をしなければならないと感じました。私は,これからの日本は,細分化されたマーケットごとに,それぞれの中小企業が最高の戦略をもって,そのマーケットを確保し,さらなるマーケットを生み出していく時代になると考えています。そして,細分化されたマーケットに対応できるのは,大企業ではなく,実は,中小企業です(マーケットが細分化されればされる程,当該マーケットの規模は小さくなるため,大企業はそのマーケットに参入することができなくなる)。しかし,旧来型の中小企業の経営者は,感覚的に判断を下す力は備えているものの,マーケットを明確に意識した上で,どのような判断基準に基づいて戦略的な判断する力には欠けているとよく感じます。私自身が事業を立ち上げるという訳ではありませんが,経営者の戦略的な判断をサポートできる実力を身につけたいと改めて感じました。本実践塾で,忽那先生を始め,実践塾に参加されていた方々,さらには,忽那ゼミの学生の皆さんと知り合えたことは,今の私にとっては大変大きな出会いでした。単なる教室事例ではなく,実際の事業を題材にチームで検討をするというのが本実践塾の特徴の一つであると思いますが,それだからこそ,そこで得た繋がりは,強固なものとなったと感じております。最後になりましたが,本実践塾をご準備下さいました忽那先生,忽那ゼミの学生の皆さんには心からお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

笹井香予子
私は中小企業の跡取りとして、経営に関する知識を養いたいという理由からこの講義を受講しました。始まった当初は、講義で教わる分析ノウハウを自社の現状にどのように落とし込めば良いか分からず、途方に暮れることもありました。しかし、忽那先生や受講生の皆さん、学生アシスタントからの沢山のアドバイスを受け、自社の問題を客観的に分析し、今後の経営に活用していく土台を築くことが出来ました。特に、講義を通じ魅力を感じたのが、プログラム内容でした。ビジネスプラニングのノウハウから、ファイナンスの知識に至まで短期間でみっちり叩き込みます。当社では銀行借り入れに依存した資金調達が中心で、VCを活用した資金調達について検討したこともありませんでした。まだまだ使いこなせる知識とはなっていませんが、選択肢が広がったことは間違いありません。ビジネスプランニングについても、当社はこれまで経験や勘に偏っていたため、系統立てて戦略を立案することを学ぶことで、自社の現状を整理するきっかけとなりました。一連の学んだことは、講義と同時進行で各自自社の問題に当てはめ7回目の最終プレゼンに向け分析を深めます。ただ受け身の講義ではなく、学んだ知識が即実践に行かせる点も非常に特徴的で、短時間で非常に効率よく成果に結びつけることが出来たように感じています。次に、受講生やアシスタントの学生との出会いです。各方面で活躍する受講生の方々や知識豊富な学生達からの意見は非常に鋭く、有名コンサルに委託するより遥かに有意義な分析ができました。このように志の高い方々と出会える機会に恵まれ、社会に出てから利害を度外視した人間関係が築けることは非常に稀なことではないでしょうか。最後になりましたが、忽那先生や受講生の方々、学生アシスタントの皆さん、短い間でしたがご一緒できて本当に良かったです。これからもお世話になります。

田中健作
全7回にわたる質・量ともにハイレベルの講義、ありがとうございました。最初にテキストをいただいた時には「本当にこの内容をこの時間でやるのか?」と疑問でしたが、結果的には、自分の中で何が分かっていなくて、今後、学習を進める上で、何をどのようにやっていくべきかを明確にすることができました。ほとんど前提知識がないわたしが、何とかこのような状態にまでなれたのは、体系的なプログラムと無駄のないポイントを絞った分かりやすい講義のおかげです。正直、特にファイナンスの知識についてはこの塾のスタート時点ではほとんどゼロに近かったので、まだまだ浅い理解しかできていませんが、これから実践的に使えるレベルにまでに持っていく道筋についてはイメージがつきましたので、後は実践あるのみです。やりながら、さまざまな疑問等が出てくると思いますので、お時間の許す範囲で結構ですのでご指導いただければありがたいです。また、講義のもう一つの柱でもあるビジネスプランのグループワーク&プレゼンテーションですが、内容もさることながらグループワークを通して他の受講生やサポートの学生さんとの交流も深まり、今後の自分の貴重なネットワークになりました。現在の業務が立て込んでいる時期とこの実践塾の受講がちょうど重なったので、予習・復習等、大変なこともありましたが、何とか無事に終了できて、今はほっとしています。これから、この塾で学んだことを深めて塾名のとおり、「実践」していきます。

畠山和夫
ベンチャ-ファイナンス実践塾を7回にわたりご指導いただき有難うございました。受講動機にも記載しましたとおり、「学びたいこと」は次のとおりでした。① 税理士としての職業がら顧問先とのかかわり方の問題:ブタかニワトリか? ② 組織の在り方の問題:ピラミッド型かネットワ-ク型か? ③ 企業を図る物差しの問題:貨幣かその他のものか? その中で③の「企業価値評価」の手法についていろいろ学ぶことができました。また、リアルオプションの発想も初めて知りました。企業のマネジメントは次の3段階あると聞きます。① ロア-マネジメント ② ミドルマネジメント ③ トップマネジメント。今までは、仕事柄①及び②を重点的に学んできましたが、今後は③を引き続き学んでいきた いと思います。

檜山洋子
あっという間の楽しい時間が終わってしまいました・・・。神戸大MBAスクール時代にはちんぷんかんぷんだったことが、忽那先生の易しい(優しい)講義ですんなりと理解することができました。特に、リアルオプションとモンテカルロシミュレーションのほとんどは、今回の塾で概略をつかむことができました。実践塾には、弁護士として法律の専門家の視点でのアドバイスをすることを大いに期待されていたものと思いますが、その期待を大きく裏切ってしまいました。自分でスタートするビジネスのことについて、真剣に皆さんのアドバイスを求めることになったのです。そのため、忽那先生の講義も、一つ一つの言葉に身を切られるような思いで真剣に聞きました。課題図書を全部読み、宿題を稚拙ながらも何とか提出することができたのも、切羽詰まった状況にあったからだと思われます。塾は2週間に一度、土曜日の午後1時から6時までの長丁場でしたが、一度たりとも「長い」と感じることはなく、むしろ、もう少し長くやって欲しいとさえ思えるくらいでした。実践塾での教えを受けるまでは、「分析したって無意味だ。当たって砕けろだ。」と思い込んでいたのですが、塾が終わりに近づくにつれ、分析力なくしてビジネスを立ち上げ持続させることは、到底不可能であると信じるようになりました。それほど説得力のある塾でした。塾の後には毎回懇親会が開かれ、その場も大変楽しくリラックスできる場でした。私は、あつかましくも娘を連れて参加させていただいていたのですが、嫌な顔をされることもなく、むしろ大歓迎ムードでしたので、安心して出席させてもらうことができました。この塾で得た最も大きなものは、人とのつながりです。同じチームでビジネスを検討してくださった田中さんと、学生の岡住君と松村君にお世話になったのはもちろんですが(そして、それはここには書き切れないほどのものですので、どれほどお世話になったのか具体的には書きませんが)、その他の塾生の方や忽那ゼミの学生の方々も、私のビジネス話に辛抱強く暖かく耳を傾けてくださり、有益なアドバイスをたくさんくださいました。卒業生の方たちも真剣にビジネスのことを考えてくださいました。他人のためにここまでできるのかと、心を打たれることが何度もありました。忽那先生のお人柄に惹かれて集まった人たちは、やはりホスピタリティに溢れる素敵な人たちばかりでした。このような学びと出会いの場をくださった忽那先生には、本当に感謝しております。世の経営者の皆さんには、この実践塾に入塾されることを強くお勧めします!

南信男
今回実践塾への参加目的は、自社でのベンチャーファイナンスの共通言語の共有化を図る事でした。既に、会社代表者、最高財務責任者、技術開発責任者が、同塾を修了しており、今後ますますベンチャーファイナンスに関する自社でのニーズが高まり、議論する機会が多くなるためです。また私の個人業務での目的は、ファイナンスを意識しながら、具体的な営業戦略を効果的な戦術に落とし込み、業務遂行することを目指していました。 今回の講義を通じて、ベンチャーファイナンスを学ぶ過程において、 会社の現状分析手法や事業目標の妥当性を判断する分析並びに各シュミレーションを より深く学ぶ事ができました。特に企業価値の評価法や企業価値を最大化するメリットなど新たな視点も拡がり、さらにIPOやM&Aなど、今後の目指すべき、さらなる目標も視野に入ってきました。 現在、弊社は従来の受託開発中心の受注体制から、『レーザ技術を核とした革新的アプリケーションを創出し、自社ブランド商品事業を確立する』という新たな会社方針を掲げて、自社商品への受注体制へと事業モデルの確立を目指しています。また、その会社方針に向けて、今後5年の単年度ごとの数値目標を設定しつつ具現化を目指す時期と重なり、目標設定の再確認をする良いきっかけとなりました。 今後はベンチャーファイナンス分野の共通言語の『社内共有』から、各分析手法が十分に使いこなして、経営(業務)判断の指針として、有効に『社内活用』していくことを目指したいと考えております。 各講義(全7回)の内容は、私にとって非常に濃厚でレベルも高く、予習復習は必須でしたが、日々の日常業務に追われて、タイムマネージメントがうまくできなかった事を少し反省しております。 最後になりましたが、忽那先生、アシスタントの皆さん、グループメンバーの大林先生、谷川さん、寺井さん、同期の皆さん、実践塾の諸先輩方、最後までサポートと応援頂き、心より感謝申し上げます。本当に有難うございました。

森本忍
毎回体系だったプログラムと先生の講義は当社から参加した全員が共通した意識を持つことを強力に後押ししてくれました。講義が進めば進むほど当社が「これまでやってこなかったこと」「これからやらなければいけないこと」が明確になり、今後の指針となる最終プレゼンテーションにつながったことは大きな前進です。全ての講義を終え「分析力を身に着け自社を見ることができれば必ず企業価値を高められ、その結果、違う世界が見え飛び出すことができる」という思いに達し、今は「会社の一社員として事業にどう関わっていけばいいのかという当初の靄」が晴れました。先生、同期の皆様、学生アシスタントの皆様ほんとうにありがとうございました。 皆様と過ごした濃密な時間を心に刻み「実践」するときに備えます。

山下哲司
当社は、人生の先輩である高齢者の寝たきりを無くし笑顔で人生を全うしていただき、子供たちの社会負担を軽減しようという考えのもとで、介護保険が使えるデイサービス(通所介護)というサービスを通じて「老化に対するリハビリ」を全国に普及する事業を 「レッツ倶楽部」という名称で直営・FCの両面で展開しています。 私たちの長期計画は2030年までに全国に直営1,000店舗、FC1,000店舗の展開を通じて 30万人の要介護認定者の方々にリハビリサービスをご提供することにあります。 そこで早期にIPOを実現して公の企業として企業価値を創造して先に述べました長期計画を実現しようと考え忽那教授に当社の顧問に就任いただき、この度のベンチャーファイナンス実践塾に参加させていただきました。 日常業務は出張も多くファイナンスの専門知識を習得しながら事業計画書を作り上げるのは至難の業で、なかなか『志』を中長期の事業計画書に落とし込む作業が出来ずに いましたが、実践塾に参加し題材としてチームで当社のビジネスモデルの検証が出来、 最終プレゼンを目指してアシスタントの石田君、今西さんにも尽力をいただきまして 今まで頭の中にあったイメージを具体的な計画書として具体的に表現することができました。実践塾の学びの中で印象深い内容としては、「企業価値の評価」「ディールストラクチャー(契約は戦略である)」と「IPOとM&Aの知識」でした。資本金や売上利益や資産のみならず市場規模や成長性、参入障壁など将来に向かって ビジネスモデルの優位性が企業価値をより大きく創造することにつながること。資本政策を行う際に投資契約の権利と乗降がいかに重要かを知り、さらに当社のように FC展開する企業については契約書そのものが重要な戦略であることを気付かされました。 そして当社の長期ビジョンを実現するために不可欠なIPOとM&Aに必要な知識を得た ことでこれから取り組むべき必要項目と各市場の特徴などを知ることができました。もっとも大きな収穫としては6期生の皆様との出会いでした。それぞれの専門性を知りながら意見交換できたのはなかなか得られない学びでした。当社はこれから様々な専門知識を要求されるステージに進んでいきますが、弁護士、税理士、起業家、大手企業新規事業担当、企業参謀、3代目跡取り娘など多角的なメンバーと同期生になれたことは大きな財産であり、実践塾終了後の懇親会は毎回とても楽しく有意義な時間でした。当社は忽那教授に顧問としてご指導いただいていますが、実践塾での学びはまったく違う角度でベンチャーファイナンスを知るとても貴重な時間でした。ご興味をお持ちの方は ぜひ参加されることをお勧めします。最後になりましたが、6期生の皆さん、アシスタントの神戸大学忽那ゼミ諸君、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

脇田真知


開催趣旨

ベンチャー企業のアントレプレナーは、不確実性の高い事業環境下で高度な経営的意思決定を行うために、ビジネスプランニングとそのためのファイナンスに関わる知識の習得が不可欠です。もちろん、こうした知識は独立系ベンチャー企業のアントレプレナーのみに求められるものではなく、企業のなかで新規事業を創造するコーポレート・アントレプレナーや、大学発ベンチャーを経営するアカデミック・アントレプレナーにとっても不可欠なものです。いくらすばらしい事業アイデアや技術を持っていても、ファイナンスの知識なくしては、成長のための資金を調達することも、株式公開に向けた有効な資本政策を考えることもできません。ベンチャー企業に資金を供給するベンチャーキャピタリストにおいても、投資先企業に対して付加価値の高いサービスを提供するためには、ビジネスプランニングやファイナンスに関する理論に基づいた行動が重要です。
しかし、こうしたファイナンスに関する知識を、多忙を極めるアントレプレナーやベンチャーキャピタリストが、日常の業務の中で自ら時間をねん出し学習することは容易ではありません。ベンチャーファイナンス実践塾では、株式公開を目指している成長期にあるベンチャー企業のアントレプレナーと(可能であれば、御社において企画・財務を担当している役員(CFO)と一緒に参加することを推奨します)、若手中堅クラスのベンチャーキャピタリストを対象に、ビジネスプランニングから、ベンチャーキャピタルの投資を経てIPOに至るまでの一連のプロセスにおけるファイナンスの基礎知識を習得してもらうことを第1の目的としています。
ベンチャーファイナンス実践塾は、このような基礎知識の習得にとどまるものではありません。習得した基礎知識を元にして、グループ討議と全体討議を通じて、指定した実践的課題に関して意見交換を行います。こうした討議を通じて、アントレプレナーとベンチャーキャピタリストの両者にとって好ましいファイナンスの在り方は何かについて分析・研究することが第2の目的です。
 第7回目の講義では、アントレプレナーにビジネスプランを発表してもらい、ベンチャーキャピタルからの実際の資金調達につながる可能性を追求します。こうした討議を通じて、アントレプレナーにとっては、自社のビジネスモデルを練り直すための貴重な機会となるでしょう。ベンチャーキャピタリストにとっては、ファイナンスの理論を基礎にした、ベンチャー企業に対するアドバイス能力を高めるための訓練の機会となるでしょう。
 また、第7回目の講義の最後には、わが国のベンチャーファイナンスをより円滑に実施するために改善すべき課題は何かについて、参加者全員で分析・研究の成果を総括したいと思います。

参加するアントレプレナー、CFO、ベンチャーキャピタリストにおいて、現状の知識レベルには差があるかもしれません。しかし、初級、中級、上級レベルのテキストとして何を読めばよいのか、どのようなプロセスを経てレベルアップを図れば自らの知識の向上が達成できるのかについて、よくわからず困っている人も多いかもしれません。ベンチャーファイナンス実践塾では、参加者のレベルに応じて、「どのようなテキストを使って、どのように勉強すればよいのか」という疑問に対しても、丁寧に指導していきます。
最後に、ベンチャーファイナンスの実践においては、アントレプレナー間、ベンチャーキャピタリスト間だけではなく、アントレプレナーとベンチャーキャピタリスト間でネットワークを構築しておくことが、将来の事業展開において貴重な資産になります。アントレプレナーとベンチャーキャピタリストの人的ネットワークの形成、お互いが高い目標に向かって高めあうことのできるコミュニティを構築することも、ベンチャーファイナンス実践塾の大きな目的です。

対象者

ベンチャーファイナンス実践塾は、下記に示すようなアントレプレナーとベンチャーキャピタリストを主として対象としています。ベンチャー企業を対象としているコンサルタントや税理士・会計士の方も対象としています。

(1)アントレプレナー(御社のCFOを含む)

  • 将来急成長を達成し、株式公開を実現したいと思っているが、ファイナンスの知識が不足していると感じている方。
  • 企業を成長させるためにベンチャーキャピタルから資金を調達したいと思っているが、どのような点に注意して資金を調達すればよいのかよくわからない方。
  • 自社のビジネスモデルが成長可能なものなのかをチェックしたいが、そのためにどのような点に注意してチェックすればよいのかよくわからない方。
  • 大企業のコーポレートベンチャーとしてベンチャー企業の経営を担当することになったが、ファイナンスの知識が不足していると感じている方。
  • 大学発ベンチャーとして企業を立ち上げたが、技術のことはわかっても、ファイナンスの知識が不足していると感じている方。
  • 独自の方針でこれまで成長を模索してきたが、他のアントレプレナーやベンチャーキャピタリストから幅広く意見を聞いて、ビジネスモデルをもう一度再検討したいと感じている方。
  • 今後の自社の成長戦略を考えたとき、ファイナンスの基礎理論を習得した財務担当役員を育成する必要があると感じている方。
(2)ベンチャーキャピタリスト
  • 大学を卒業して大手ベンチャーキャピタルに就職したが、ファイナンスについての理論的な知識が十分に習得できていないと感じている方。
  • 銀行本体で長らく融資業務に携わってきたが、子会社の銀行系ベンチャーキャピタルに勤務するようになったものの、ファイナンスの理論的な知識が不足していると感じている方。
  • 大手製造業で長らく営業等の業務に携わってきたが、コーポレートベンチャーキャピタル部門に勤務するようになったものの、ファイナンスの理論的な知識が不足していると感じている方。
  • 独自の方針でこれまで投資を実施してきたが、アントレプレナーや他のベンチャーキャピタリストから幅広く意見を聞いて、自らの投資の在り方をもう一度再検討したいと感じている方。
  • 今後の自社の投資戦略を考えたとき、ファイナンスの基礎理論を習得したベンチャーキャピタリストを育成する必要があると感じている方。

プログラム

ベンチャーファイナンスの先進国であるアメリカでは、アントレプレナーとベンチャーキャピタリストがともに、ビジネススクールでアントレプレナーシップに関する幅広い知識を習得した後に、実践で経験を積み活躍しています。多くのアントレプレナーやベンチャーキャピタリストがMBAホルダーであることからも、アメリカの進んだ実態を伺うことができます。一方、わが国の場合は、こうしたアントレプレナーシップに関連する基礎知識を大学のMBAで習得したうえで、実践で活躍している人はむしろ少数派であるといえます。
とはいえ、2年近くの期間も実践を離れてMBAで学習することは、多忙であるアントレプレナーやベンチャーキャピタリストにとっては、現実問題としてとても難しいといえます。ベンチャーファイナンス実践塾では、MBAのアントレプレナーファイナンスの講義や演習で提供されている内容を、2カ月程度の短期間で習得できるように、基礎知識の習得(個別講義)と、実践へのフィードバックが可能となるように参加メンバー間での意見交換(グループ討議と全体討議)を組み合わせて、プログラムを設計しています。
講義では、エクセルを使いますので、ソフトウェアがインストールされたノートパソコンを持参して参加して下さい。

個別講義
第1回
ビジネスプランニングの基礎
優れたビジネスプランとはどのようなものか。
第2回
ビジネスプランニングのリスク分析(1)
ビジネスプランのリスクをどのように分析すればよいのか。
シミュレーションの技術を使って、どのようにリスク分析を実践すればよいのか。
第3回
ビジネスプランニングのリスク分析(2)
ビジネスプランのリスクをどのように分析すればよいのか。
シミュレーションの技術を使って、どのようにリスク分析を実践すればよいのか。
第4回
ベンチャーキャピタル投資とバリュエーション
アントレプレナーは資金を一度に調達した方がよいのか、数回に分けて調達した方がよいのか。
ベンチャーキャピタリストはどのような点に注目して投資決定を行うのか。
ベンチャー企業のバリュエーションを行う方法にはどのようなものがあるのか。
投資を行う前の価値評価(プレマネーバリュエーション)はなぜ重要なのか。
第5回
ディールストラクチャー
ベンチャーキャピタル業界において用いられる投資条項にはどのようなものがあり、それぞれどのような意味があるのか。
ベンチャーキャピタルとの投資契約において、アントレプレナーは何に注意をすればよいのか。
ベンチャーキャピタリストとアントレプレナーの両者にとって好ましい投資契約にするためには、どのような点をお互い考慮する必要があるのか。
第6回
新規株式公開(IPO)とM&Aの基礎
新規株式公開のコストはどの程度なのか。
新規公開企業の公開価格は、どのようなプロセスを経て決定されるのか。
新規株式公開にあたって、アントレプレナーとベンチャーキャピタリストはどのような点に配慮しておく必要があるのか。
第7回
ベンチャー企業他のビジネスプランのプレゼンテーション(13:00-18:00)
アントレプレナーが自社のビジネスプランを発表し、全体で意見交換する。
総括

【参考図書】
リチャード・L・スミス、ジャネット・K・スミス著(山本一彦総監訳、岸本光永、忽那憲治監訳)『アントレプレナー・ファイナンス』中央経済社、2004年。
忽那憲治、長谷川博和、山本一彦編著『ベンチャーキャピタル ハンドブック』中央経済社、2006年。
忽那憲治『IPO市場の価格形成』中央経済社、2008年。
忽那憲治『中小企業が再生できる8つのノウハウ』朝日新聞出版、2010年。

グループ討議
 アントレプレナー2名とベンチャーキャピタリスト2名の4名程度で1グループを編成し、個別講義で習得した基礎知識を元にして、講師が設定したテーマについて分析・意見交換を行います。
議論するテーマについては、講師が当日設定します。
グループは、第1回から第6回までの6回の個別講義ごとに、別のメンバーで行います。

全体討議
 グループ討議を受けて、全体討議を行います。

スケジュール

開催日
2012年4月スタート7月修了
<大阪会場>
第1回 4/28(土)
第2回 5/12(土)
第3回 5/26(土)
第4回 6/9(土)
第5回 6/23(土)
第6回 7/7(土)
第7回 7/21(土)

開催場所
大阪産業創造館 会議室

講義時間  全7日(土曜日開講・1日5時間 13:00-18:00)
13:00-13:15 講義テーマの説明
13:15-14:45 個別講義1
14:45-15:00 休憩

15:00-16:30 個別講義2
16:30-16:45 休憩
16:45-17:15 グループ討議

17:15-18:00 全体討議

費用等


募集人数
アントレプレナー、財務担当役員(CFO)、ベンチャーキャピタリスト、コンサルタント、税理士・会計士他 合計15名まで

費用
参加費 1人20万円(消費税別)
※初回開始までに全額納入をお願いします。

必要書類
以下3点を添えて申込をお願いいたします。
(1)履歴書
(2)参加動機(A41枚程度)
(3)事業内容がわかる会社パンフレットもしくはウェブのアドレス

申込期限
2012年4月20日(金)

修了証書
ベンチャーファイナンス実践塾の修了者には、現代経営研究所から修了証書を授与します。

事務局 : 特定非営利活動法人 現代経営学研究所(RIAM)
神戸市灘区六甲台町2-1
神戸大学経営学研究科第3学舎内
担当:若命(わかめい)
E-mail:bi@riam.jp  TEL:078-803-6985  FAX:078-805-1624

現代経営学研究所(RIAM)の詳細は、HP<http://www.riam.jp/>をご参照下さい。