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アントレプレナーとベンチャーキャピタリストのためのベンチャーファイナンス実践塾




氏名
佐藤純一
所属
佐藤純一税理士事務所
志望動機

農業団体や医師会はTPP加入に反対していますが、日本もどうやら参加する方向で進んでいるようです。加盟国間で取引される全品目について関税の原則100%撤廃を目指し、医師・弁護士などの資格・免許も原則として相互承認されることになります。税務はわが国では税理士の無償独占業務ですが、TPP参加国で日本と同様の税理士制度を有する国はベトナムのみであり、日本の税理士制度はスタンダードな制度ではありません。アメリカでは税理士は名称を独占使用できますが、税務業務は誰でもできる自由業務であり税理士資格も相互承認される可能性があります。近年、わが国の税理士業界は会計ソフトの普及による自計化や量的拡大を目指す税理士法人により価格低下が進んでいますが、自由競争になった場合にはコスト競争に巻き込まれ更なる価格低下を招くことになるでしょう。経営者は「士業者はコスト」と考えるようになり、報酬を減額することを要請し、あるいは無資格者に業務を依頼することも多くなるに違いありありまでん。そのような事態を迎えないためには、経営者にとって「士業者はコストではなく経営資源」であり、経営上不可欠なものと認識されるまでに付加価値を高め、税理士業界が無資格者との自由競争へとパラダイムシフトした場合においても経営資源として活用することを期待される税理士であり続けたいと思っています。


氏名
吉川 徹
所属
スペクトロニクス株式会社 第1商品開発グループマネージャ
志望動機
弊社はレーザ・光学応用技術をベースとした産業機器の企画、開発から製造、販売までを行う会社です。私自身、業務を通じてものづくりのイロハと、お金の流れを学んできましたが、経営戦略、資金繰りについての知識は習得できておりません。今後は経営陣と共に、経営戦略にも深く関わっていく予定ですので、戦略的思考、不足している知識、判断力を身につけたく応募させて頂きました。 弊社は、数年前より主力事業を受託開発から自社商品開発へ事業モデルの転換を行ってきました。現在では自社ブランドを確立しつつあり、自社商品群も徐々に増加しております。新たなポジショニングを可能とする商品開発や、現商品群の改良に向けて資金繰りが課題となります。また、生産量増加時の対応として、設備投資も考慮する必要があります。いかに資金調達をするのか、事業戦略をどう考えるべきなのかを『アントレプレナーファイナンス実践塾』で学びたいと考えております。有意義な時間となる様、尽力致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。

氏名
小林 佑太朗
所属
慶應義塾大学大学院商学研究科前期博士課程
志望動機
私は平成24年度に慶應義塾大学大学院修士課程を卒業致しました。専攻はマーケティングで、主に市場志向というマーケティングコンセプトの実行におけるトップマネジメントの役割に関して研究しておりました。その後、弊社に入社し、新規事業立ち上げに携わる予定です。弊社は現在、島根県雲南市においてその豊富な潜在的観光資源を活用し、地域のインバウンドを増加させるべくホテルの建設・運営を行う予定です。しかし、新しい分野での挑戦であるため、右も左も分からない状況であるのが現状です。ですので、持続可能な事業の経営に必要なノウハウや知識を身につけたいと考え、参加を決意致しました。今回のアントレプレナー実践塾で得られた知識を上手く活用できるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いしたします。

氏名
真鍋 武士
所属
スペクトロニクス株式会社 第2商品開発グル―プ
志望動機
光産業というアカデミックとインダストリアルが交差する業界で、私はベンチャー企業の中でエンジニアとして経験を積ませてもらってきました。現職であるスペクトロニクスにおいて、一つの製品を立ち上げるという貴重な経験を積ませていただいたと同時に、光産業自体へ貢献したいという気持ちが強くなっていきました。日本においてレーザ微細加工の市場に対して光源側もエンド装置側も強力なプレーヤーが存在していません。それだけ厳しい市場であるとも言えますが、ベンチャー企業の成長する余地が存在すると考えることもできます。ベンチャー企業はその規模から判断と行動のスピードの早いところが大きな武器ですが、一方で事業の集約化を行わなければ成長が難しい部分があります。しかし、光産業の裾野を広げて成長を拡大させるには異なる分野・新規市場への進出が必須となります。この異なる性質を持つ両者を繋ぐには、ベンチャー企業こそ分社化、スピンオフ化が必要ではないかと考えます。これまでスピンオフというと大企業が余剰資源を有効活用する目的で行われてきました。しかし、ベンチャー企業においてのスピンオフ化は本体の成長に伴うスピードの鈍化に対して、継続して維持しなくてはならない成長スピードという観点から大きな意味を持つものだと考えます。ただし、経営資源の乏しいベンチャー企業において、早期の分社化、スピンオフ化は大変な困難を伴います。この難しいテーマをどのように成立させるかを、実践塾を通して考えていき、その結果を実践していくことによって光技術が産業として発展していくことに僅かながらでも貢献できればと思っております。 よろしくお願いいたします。

氏名
野中 美代子
所属
株式会社ハート・オーガナイゼーション コンベンション事業部ディレクター
志望動機
第Ⅴ期終了生である弊社代表、菅原俊子の勧めがあり、今後、弊社発展のためにも、ビジネスプランニング、ファイナンスの知識が必須であると強く感じ今回、参加させていただくことになりました。弊社の主たる事業は、医療系研究会の事務局業務となり、プロジェクトの管理、運営を行っておりますが、医療技術や機器の進歩、SNSの発達など変化のスピードは早く、既存のサービスの効率化だけではなく、新しい形でのイベントの開催、医療情報の共有に貢献していくシステム構築を目指しています。 これまで、イベントの予算管理を含めたプロジェクト管理や、業務効率化、システム化を進めるために社内で調整を行うことに力を注いでまいりました。既存のものを改良することや、社内外とコミュニケーションをとり、企画を実現させるという経験はありますが、新しいビジネスプランを生み出すための知識、経験が不足していると感じています。また、残念ながら、私個人としましては、ファイナンスやビジネスモデルを考えるといった経験が全くありませんので、ゼロからのスタートになりますが、アントレプレナーファイナンスの理論を学ぶことや多くの方の知識や意見にふれることにより、長期的に成長可能なビジネスプランを企画、実現することができるように学びたいと考えています。

氏名
中島 鎮
所属
有限会社アンクシステムズ ソリューション事業部
志望動機
弊社は、業務系システムやWEBシステム、WEBコンテンツ制作などの開発を手掛けて参りました。 この数年間のIT業界の動向は、以前にも増して目まぐるしく変化を一途をたどっております。 そのような中で、この4月に弊社が10期目を迎える事を機に私が会社の経営にも関わるようになることになりました。今まであまり関わる事のなかった部分であり、自身のスキルアップを図ることが火急の課題であるという考えに至りました。 事業計画の立て方や資金調達方法、先行投資に対する判断基準など不透明な部分を明確にさせたいという考えが日々感じるようになり、戦略思考力や立案力や実行力など伸ばしたいという思いが強くなってまいりました。 そこで、今回の講義を通じて今の自分に足りない知識を身に着けて、今後の会社経営に役立てたいと考えております。 また、過去に受講された方の薦めもあり、今回、応募させていただきました。

氏名
菅原 充
所属
株式会社QDレーザ 代表取締役社長 
志望動機
2006年に(株)QDレーザ(http://www.qdlaser.com/)を創業し、経営を続けています。幸い製品の量産が始まり、あと一息で事業が軌道にのるところまで来ました。これまでの過程を通して、また今後を展望したとき、次の点につき知見を深めたいと考えるようになりました。1.当社の戦略・ビジネスモデルの再点検。 2.企業のR&D部門や政府プロジェクトとベンチャー資本の接続の仕方。 3.ビジネスモデルの確立とシーズの質向上の手法、第二の創業ヘのファイナンス。 本講座を通じて、先生の御指導のもと、ファイナンスの知識を身につけ、また様々な方々と議論し、今後の飛躍に役立てたいと思っています。 どうぞよろしくお願い致します。

氏名
中川 和優
所属
DH SOFT株式会社 代表取締役
志望動機
受講のきっかけ:『会社は経営者の器の大きさ以上にはならない』『会社の成長の足かせは経営者の能力』と忽那先生にご指摘を受け、その通りだと、凄く納得しました。そして目標の達成(100億円企業にする)の為に、受講しようと決断しました。 重点的に学びたいこと :企業を大きくするために、『資金調達は必須』ということは凄く認識しておりまして、その手法と、その際に発生するリスクについて重点的に学びたいと思います。役員3名で受講する理由について:現在、会社の意思決定は3名で行っています。3名の意思決定の物差しが異なれば、誤りが発生し遠回りしたり、無駄な時間を要したりして、意思決定のスピードに欠ける経営になると思い、3名で受講することにしました。

氏名
小杉 秀昭
所属
DH SOFT株式会社 執行役員 
志望動機
現職では、人事・総務・経理の全般的な仕事に従事しています。 前職にて培ってきた技能を思い出しながら現職に従事していますが、会社規模や業種、自分の置かれているポジションが前職とは全く異なっている為、現在の会社にマッチングする作業方法が見いだせずに日々作業に追われている状況になっています。この状況を打破するためにも、アントレプレナー実践塾を受講しようと考えました。 また、現職の立場になって、経営判断するために必要な知識や知恵、ものの考え方などが自分には皆無に等しいと感じることが多く、自らを学習して磨いて行く場が必要と考えていました。アントレプレナー実践塾では経営に必要なスキルを、実践する事によって体に覚えさせていけると学習意欲が高まっています。 今の会社を年商100億の企業に成長させることを使命ととらえています。企業成長には、経営陣の経営能力と人間力を高めることが必要不可欠だと考えています。アントレプレナー実践塾を受講することによる成果が、企業成長のための礎となるように精進していく所存です。

氏名
松井 保仁
所属
弁護士法人 三宅法律事務所 弁護士
志望動機
父が技術者であったこともあってか、社会の役に立つ新しい物やサービスを生み出す日本の会社をサポートしたいという思いが強く、弁護士になってから、メーカーのクライアントを中心に知的財産や事業再生等の業務を行ってきました。 途中、米国に私費留学したのも、将来、こうした会社の様々なニーズに対応できるよう自分の幅を広げておきたいという気持ちからでした。米国では、シリコンバレーのエコシステムなど、ベンチャーにリスクマネーを供給する投資家と各種専門家のサポート体制がうまく連携して高い起業率を支えていることを知り、そうした法務の一端を学んできました。日本でも、そういう時代が近いのかと思いながら帰国しましたが、その後、事業再生分野でのファイナンス手法などで一定の進歩があったものの、起業支援の分野ではまだまだ立ち後れていると思います。 数年前にあるクライアントの方から英文契約の関係で、本実践塾の修了生でもあるスペクトロニクス株式会社の岡田穣治社長のご紹介を受け、早速、会社を訪問させていただきました。創業時のご苦労や今後の展開に向けた熱い思いをお聞きし、また、何よりも駅前の雑居ビルの一室で先端のレーザー開発が行われているのを目の当たりにして、とても感銘を受けました。こうした優れた技術を埋もれさせてはならず、微力ながら何かサポートできないものかと思いました。 日本から優れた技術やサービスを世界に向けて発信し、国内産業を活性化していくためには、もっと起業が必要ですし、それを資金面で支えるファイナンスや、戦略面で支える各種専門家のサポートが重要だと思います。今回の実践塾への参加や受講生の皆様との交流を通じて、意欲のある起業家や事業者に対して、より実践的な支援を行える弁護士へと進化できればと思っています。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

氏名
小西 あきこ
所属
小西酒造株式会社
志望動機
弊社では、醸造に関すること全般を事業対象としておりますが、アルコール業界全体が緩やかに収縮するなかで、時代に合った多角的な視点を持って業務に携わることが必要と感じております。 マーケティングや企画等はある程度、資料・本をあたることで感触を掴めますが、ファイナンスに関しては今まで携わったこともなく、また自分自身の中にそういった視点で自分の業務を見る意識が希薄であり、苦手意識もあることが、受講の大きな志望動機です。 ファイナンスの講座の中でも、この講座を選んだ理由は社内と社外にて全く別の機会に異なる方から勧められたからです。最初にこの講座を知ったのは、社内にてこういった講座があるがどうか、と勧められたことでした。ファイナンスの知識は、なかなか身に付きにくいので若いうちに取り組み始めた方が良い、というのが理由でした。その直後に、忽那先生をよく御存じの方とお話しさせて頂く機会があり、先生の授業は「厳しいけれどもとても有意義で役に立つ講義・時間」というコメントを頂きました。同じタイミングでこの講義と忽那先生のお話を伺ったのは、自分に必要なこととそれを学ぶタイミングをであると感じ、受講を決めました。 自分の中に物事に取り組む新たな視点を取り入れることを目標に、しっかりと講義内容を消化できるように取り組みたいと思います。よろしくお願いいたします。

氏名
非掲載
所属
非掲載
志望動機
非掲載

氏名
田村 靖博
所属
株式会社スマートバリュー モバイルDiv責任者
志望動機
募集概要に記載されていたアントレプレナーファイナンス実践塾の目的に、「ビジネスプランニングから、ベンチャーキャピタルの投資を経てIPOに至るまでの一連プロセスにおけるファイナンスの基礎知識。しかし、実践塾では基礎知識の習得にとどまるものではない」とありました。 弊社も近い将来IPOを目指していくなか、担当しているモバイル事業を任されている以上、事業で成果を残すことが私自身の使命と考えています。 今後の通信業界も厳しくなると予想され淘汰されていくなか、ビジネスプランニングやファイナンスなどの専門知識は不可欠と感じております。 正直なところ学ぶことは得意ではありませんが、今回の実践塾を機会に自分自身を追い込み真剣に学び、「自己の成長」と「会社の事業拡大」に活かしていきたいと思います。 昨年12月に開催されました、忽那先生に講義頂いた弊社「スマートバリュー塾」に参加させて頂いたので、本実践塾の講義内容はある程度のイメージは持っています。 実務との関連性があり、もの凄く勉強になり、楽しく受講することができました。 4月20日から6ヶ月間、精一杯取組み学びますので、宜しくお願い致します。

氏名
川口 英明
所属
日本政策金融公庫 明石支店 国民生活事業融資第二課長
志望動機
この度、アントレプレナーファイナンス実践塾に参加させていただくことになりました川口です。その参加動機を以下に述べさせていただきます。 (コンサルティング機能の強化)私は、政府系金融機関である日本政策金融公庫(国民生活事業)に勤務しており、主な業務として、中小企業を対象とした融資を行っています。 現在のような長引く不況の中、私どものような金融機関に対しては、その社会的責任として、中小企業に対しコンサルティング機能を積極的に発揮し、経営課題の解決に向けた支援をしていくことが期待されています。特に、今後は、中小企業経営力支援法の実施に伴い、これまで以上に、中小企業の経営課題に対する支援の必要性が増してきています。これまでも、弊社においては中小企業への経営アドバイスとして、情報提供や財務診断分析、あるいは、SWOT分析による経営診断等を行ってきました。ただ、私個人としては、もっと経営者のニーズにマッチした提案ができないか、あるいは、もっと実効性のある提案ができないのかということを感じており、コンサルティング機能の正しい発揮という点において思い悩んでいたところでした。こうした中、私は、今回のアントレプレナーファイナンス実践塾において、企業のビジネスプランニングとファイナンスに関わる知識を学び、ぜひ、理論に基づいた高度なコンサルティングを行ってみたいと考えました。中小企業の中には、ビジネスプランニングやファイナンスの知識に乏しく、経営基盤が脆弱な企業がまだまだあります。私は、今回の講座を通じ、自分自身の知識を深め、それを中小企業に経営支援に役立てたいと考えています。 (資本性ローン)上述のとおり、弊社は中小企業への融資が主たる業務としています。その融資の検討にあたっては、企業の償還力(返済力)や企業の維持性等に着目して融資をしてきました。一方で、弊社においては、企業育成の観点から、自己資本とみなすことができる「資本性ローン」の融資制度が設けられることになりました。私自身、この資本性ローンの融資に関しては、これまでのような償還力に着目した判断ではなく、もっと企業の成長性(企業価値をどれだけ高められるか)に着目した判断が必要になってくるのではないかと考えています。そうした中、企業の成長性を正しく理解したうえで、融資を検討するにあたっては、やはり、理論に裏付けされた知識の習得が不可欠であると考え、その知識を今回の講座で学び、企業判断力を高めたいと考えています。 (他の受講生の皆さんとの交流)今回の講座には、様々な業種の皆さんが参加されています。ぜひ、皆さんとの交流を通じ、自分自身の見地を広げていきたいと考えています。

氏名
三嶋 浩義
所属
株式会社みしま 紀の川壽司本舗 常務取締役
志望動機
私は、20年間サラリーマンで技術系設計士であったために『経営』について深く考えたり学んだりをして来ませんでした。9年前に住宅会社を退職して家業の柿の葉すしの会社に入り、特に専門知識の勉強もせず、それまでまったく経験の無い営業、労務、財務、人事、教育、製造管理等の経営の仕事をして来ました。最近は特に経営者としての方向性に行き詰まりを感じています。会社を一旦休職して大学院に行き経営の本質を学び直さないと今後の可能性がないのではとも考えていました。そんな時に忽那先生との運命的な出会いが有りました。常に想い続けると夢が叶い何かが起こるのですね。このチャンスを最大限に活かして会社運営のための日々の業務をしながら限られた時間を活用して経営学を学びたいと思っています。 私の今後の目標としては、① 弊社商品に改良を加えて新たなる商品開発をして日本の商圏エリアのみならず、ネットワークを形成してアジアでのビジネスをしていく。②会社運営は、なんと言ってもお金をいかにして会社に入れて、それを活用して成長させ社会の為に貢献していく事だと思っています。最も重要なファイナンスの知識を身に付けたい。③新しいビジネスモデルを探求したい。今後社会に必要とされるビジネスを考えたい。④自分の会社の存在理由は何か。本当にお客様にこの会社は必要とされているのかを考えたい。⑤会社や従業員の将来を決定付ける企業理念(会社の方向性)を再考したい。 等です。経験不足、知識不足の私ですが、出きる限り頑張りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

氏名
伴 裕果
所属
Why Beビジネスサポート代表
志望動機
接客接遇、コミニケーションをベースとした人材育成に携わる私にとって、このアントレプレナーファイナンス実践塾への参加を志望する理由は大きく二つあります。 その一つは、経営に悩みを抱えているクライアントに対して人材育成を超えてサポートできる知識と力を得たいということです。 経営、ファイナンスについては今まで体系的に学んだことがないのですが、人材育成を手伝うとクライアントである経営者からは経営についてまでもご相談いただくことが多く、専門外とはいえ不勉強のままではいられないと痛切に感じてきました。コミュニケーション等の専門以外の経営に関する事については他の専門家に任せるというスタンスをとっておりますが、それについての忽那先生の「任せるにしても基本を知っているのと知らないのとでは違う」というお言葉に強く納得し、知らねばならないとの思いを強くしました。 そして二つめは、自分自身の事業の経営の整備が急務であるからということです。 現在個人事業主としてフリーランスで活動しているのですが、今まではひとつひとつの業務そのものをこなすことばかりに注力し、自身の経営については目を向けることが大きく欠けていたことにより、事業としては問題が山積しており、見直しの余地が大きいこと、また、クライアントと経営に関する話をする自分自身が真っ当な経営をできていない、というわけにはいかなくなってきたということなどから、経営の知識と運用力の必要性を強く感じるようになり、どう学べばいいか模索中のところに、ちょうど苦手分野のファイナンスを軸にした体系だった実践的な学びの場として出会ったのがこの実践塾です。 今後の事業展開のひとつに、今年中をめどにコンサルティングチームを作ろうと予定しております。組織を作ったことのない私にとって、今回それを私の「起業」と位置づけ、実践塾で学ぶことの実践の場として活用し、まさに実践的に学びと実りを得たいと考えております。そのチームのメンバーは既に私の周りにいる、またはこれから出会う、それぞれの分野での卓越した力と視点をお持ちの専門家を想定しています。現在行なっている接遇とコミュニケーションの分野だけでなく、会計、労務、マネジメント、法律その他、幅広く企業や個人事業主の経営についてサポートできるチームをと考えておりますが、実践塾で出会える先生方や先輩、お仲間のみなさん方の中にその理想的な逸材がお揃いでいらっしゃることも、この実践塾の大きな魅力だと考えています。  経営、会計についてはまずは入門から始めなくてはなりませんが、先生のお言葉の要所要所、塾生OBOGのみなさんのお姿や学びの声から、私自身がきちんと学ぶことを選択すれば、着実に役に立つ場になることを確信し、今大きく背伸びしてでも一歩進むべきだと強く惹かれ、参加致したく思います。  自分自身の、クライアントの、そして社会のためにできることはなにか、しっかりと見つめ直し、真に必要とされるプランを描き、着実に役立てることができるようになるための貴重な機会とし、大きな学びを得たいと思います。


受講後の感想

吉川徹
実践塾が始まるまでは、取締役では無く、従業員という立場でした。それまで、ファイナンスという観点で業務を遂行する事は無く、受託開発での資金回収程度でした。実践塾では、ファイナンスのお話はもちろん、ご紹介頂いた書籍を通じて、経営者としてのあるべき姿、会社組織の理想像をどの様に描くのかを学ばさ せて頂きました。企業を発展させる為には、ファイナンスの知識が必要不可欠で有る事が認識でき、CFOと協議できるレベルが必要であると感じております。事業モデルの考え方、分析手法、意思決定までのプロセスがリアルに垣間見る事ができ、これからCEO、CFOと共に微弱ながらも議論に参加ができ るスタートライン手前にギリギリ立てたのでは、と感じております。もちろん、まだまだ勉強不足ですので、実践塾の復習を行い、実務にフィードバックできればと考えております。特に重要な部分は、利益構造図であると考えております。その後の財務モデルを始め、分析、数値が絡んでおり、企業価値が左右される事を理解しました。サールマンモデル、ビジネスロードテスト、アトリビュートでリアルな状況を把握する事ができ、会社の方向性を導出するには欠かせない分析である事 も理解しました。分析結果では、自社の弱点を明確にする事ができ、これからの要改善項目として取り組んでいく予定です。私は、アントレプレナーとして、取締役としての知識がまだまだ不足しております。これからも是非、先生方のお力をお借りしたく考えております。もちろん、自助努力も継続していきます。自身の為、会社の為にも、知識向上していく所存でございますので、ご指導宜しくお願い致します。

小林佑太朗
半年間のアントレプレナー・ファイナンス実践塾、本当にありがとうございました。思い返せば長いようで短い、しかし濃密な半年間でした。ビジネスモデルはきちんと考えて練らなければ行けない、財務モデルも収益と費用に分けて綿密に分析しなければ行けない、など口で言えば簡単な事を実際に一から自分で行っていくのは難しく、そういった基礎的な部分をきちんと丁寧にご教授くださった、このアントレプレナー・ファイナンス実践塾は私にとって非常に有意義な物となりました。その中でも、例えばデシジョンツリーにおける成功・失敗などの割合の配分や、財務モデルの数値をどの程度幅を持たせるか、などの設定は綿密に行わなければ意味が無く、しかし新規事業に関して行おうとするとどうしても想像しなければならない部分が少なからず出てくる為、非常に苦労した部分の一つでありました。まだまだこの授業を受けただけではスタート地点に立っただけであるという事を強く自覚し、今後も何度も何度も繰り返し練習していく事で本当に自分のものにして行きたいと考えております。ですので、今後とも忽那先生には変わらぬご指導を頂ければと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。重ね重ねにはなりますが、本当にありがとうございました。

中島鎮
今回の講義を通して、改めて自分に足りない部分が、何であるのかというものを認識する機会となりました。講義では、ビジネスプランニングとファイナンスの重要性を軸としてビジネスモデルの分析手段から資金調達や契約に関する重要性について体系的に学ぶことができ、とても有益な時間だったと感じています。グループ討議などでは、参加された他業種の方の意見や考え方なども触れることができたり、より実務に反映しやすい形で講義が進んでいったこともあり、今後の業務へ反映していく際には違和感なく取り込めそうだと感じました。今までは、どこから勉強すればよいか漠然としていましたが、大切な要点をピックアップされた講義内容であったので、自分で掘り下げて調べたい部分や不明だった点が明確になったことで勉強しやすくなりました。講義のスケジュールも月1回程度なので、次回までの復習や考える時間など仕事との調整もしやすいところもあったので大変良かったです。忽那先生をはじめ、アシスタントに参加された皆様にお礼を申し上げます。

笹井香予子
今回、聴講生という形で授業に参加させて頂きました。当初は弊社社員のフォローを目的としていましたが、諸事情により二回目以降夫との参加となりました。紆余曲折で先生をはじめ、受講生の皆様にもご迷惑をおかけしましたが、このようなイレギュラーな形でも受講を認めてくださったことに、まず心より御礼申し上げます。二回目受講することにより、ビジネスプランニングやファイナンスについて、より深く理解をすることができました。特に2点、学んだことを活かし早急に実践していこうと思います。 1、 既存事業の総点検と改善 ビジネスロードテストにより、市場環境や市場機会を分析しました。成熟した生活日用品業界では、市場をこれ以上拡大させることが非常に困難であることが明白となりました。改善策がないとは言いませんが、空雑巾を絞るような努力をするより、成長性のある市場を探しチャレンジする方が効率的であるという結論に至りました。これまでぼんやりとしていた業界の将来性のなさについて確信を持つことができ、別の舵を切る決断ができました。客観的な分析を行ったからこそ、疑問を確信に変えることができたと、今回の授業を通じて感じています。とはいえ、今すぐ事業をたたみ、新規事業に飛び込むことも非現実的です。アトリビュート分析や財務モデルを総点検するとことで、既存事業の枠の中での改善も同時進行で行っていきます。 2、 新規事業案の企画と実行 今回、前段の既存事業の分析の結果、既存事業の経営資源を活かした新規事業の立ち上げが急務との結論になり、「整理収納の代行事業」に参入するという案にたどり着きました。当初は予定していませんでしたが、授業中盤に方針転換し事業計画を授業で学んだ分析手法を用いて発表することにしました。発表した結果は散々なものでした。既存事業とのシナジーが明確になっておらず、具体性に乏しいとしか言いようがありませんでした。しかし、一通りの作業をしたからこそ、何が欠けているか鮮明に意識することができたと思っています。発表後すぐ、人材募集に動き始めました。まずは人材を確保した上で、市場テストを通じて顧客ニーズを探り、アトリビュート分析を繰り返し、弊社にしかできないサービスを構築していきます。そして、節目ごとに続ける可能性があるかチェックを繰り返し、段階を踏んで成長していけるよう事業を練り上げていきます。 今回授業で学んだからこそ、闇雲にチャレンジするのではなく、戦略的に動く意識と段取りができました。今後、学んだことを活かし、事業を成功させようと決意を新たにしています。

松井保仁
弁護士の仕事の中でも社会に「プラス」を生み出す仕事に携わりたいという気持ちを持ちながら、これまで企業法務や知的財産法務に取り組んできましたが、より良いベンチャー支援のためにベンチャー側・ファイナンス側双方の事情をより深く学びたいという動機から実践塾に参加させていただきました。実践塾は、その期待を裏切らないものでした。 毎回の授業の内容は高度なものでしたが、忽那先生は、我々受講生が理解するまで丁寧にご説明いただきました。私は、自分の事業がないため、株式会社ハート・オーガナイゼーションの菅原社長のご了解を得て、同期受講生の野中様と一緒に同社の新事業(Heartmeetings.com)の検討に参加させていただきました。授業で学んだことを実際のビジネスに当てはめて考えながら復習することで理解が深まりましたし、また、起業家の方々が日々どのようなことを考えてビジネスを進めておられるのかを近くで学べたことで、私の今後の仕事の仕方にも大きな変化を与えてくれたと思います。なお、実践塾受講中に、偶然、大学発シーズの事業化に関するスキーム作りのお手伝いをさせていただくことになりました。今後、ここで学ばせていただいたものを生かし、微力ながら日本のイノベーションを支えることができればと考えております。熱心にご指導いただいた忽那先生、一緒に大切な事業を検討させていただいた株式会社ハート・オーガナイゼーションの菅原社長、野中様、高宮様、最後のプレゼンに向けてご協力いただいたアシスタントの辻本様、ありがとうございました。また、一緒に学び議論しあった同期生の皆さんとの繋がりは本当に貴重なものでした。アシスタントの学生さんのサポートもいつも有り難かったです。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

田村靖博
2012年12月に忽那先生に講義頂いた、弊社社内研修でファイナンスのいろはを学び、興味を抱き今回参加させて頂くことになりました。弊社で私が担当しているモバイル事業(携帯販売代理店業務)は、これまでは市場拡大により成長してきた業界であり、携帯キャリアの方針のもと事業を行ってきました。しかし、近年は業界の競争が激化し、事業そのものが厳しくなることが想定されます。そのようなことから今後の事業に関しては、競争力あるビジネスプランを構築しなければなりません。それが1回目の講義に「ビジネスモデルの検討」そのものでした。自社の事業に置換えて考えることで、これまでは目を向けていなかった視点からの分析、何となく分かっているけど「なるほど!」と感じる発見が多々ありました。2回目以降は「リスク分析」「価値評価」「資金調達の選択」などと、これから弊社が進むべきプロセスには不可欠な内容ばかりで、その辺の知識が殆ど無かったので、本当に為になり勉強になりました。これまではどちらかと言うと感覚的で根拠の弱い判断ではなく、誰もが納得できる戦略的な判断をしなければならないと一番強く感じました。また、近い将来IPOを目指すこと、事業拡大の選択肢としてM&Aに関する内容も非常に参考になりました。この塾で学んだことを実践で活かすことが目的なので、まだまだ理解できていないことが山ほどありますが、今回学んだことを忘れることなく継続して勉強していきます。忽那先生をはじめ、実践塾同期のみなさん、学生アシスタントのみなさん、いろいろとお世話になり本当にありがとうございました。

三嶋浩義
忽那先生、7期生の皆さま、ゼミ学生の皆さま、お疲れ様でした。本当にありがとうございました。実践塾の中では、いつも私の基礎的な質問に対して真摯にご対応をして頂きまして本当に有り難く思っています。思えば7ヶ月前の忽那先生との奇跡的な出合いが有り、そこでこの経営実践塾のことを教えて頂いたおかげでこの会に参加できました。高度な学びの場と前向きな向上心を持つ経営者、専門家の方々に出会える場を与えて頂いて深く感謝を申し上げます。これまで経営者としてまさに経験や感覚で携わって来ましたが、経営の本質の部分を学ぶことも見聞きすることもなかったことを実感し恥ずかしく思いました。今回の講座でその本質の部分であるファイナンスの知識を解りやすく要約して教えて頂きましてありがとうございました。私にはそれでも難解な内容でしたが。今後、この知識や経験を会社経営にしっかりと活かしていきたいと思います。そして私だけでなく弊社の取締役や社員がこのことを共有して社内で共通言語となった時に、会社は飛躍し大きく成長すると感じています。私自身もまだまだ理解して実践するには程遠い状態ですのでこれからも勉強を継続していきたいと思っています。忽那先生、今後とも末永くご指導の程宜しくお願い申し上げます。ご支援頂いた優秀な ゼミ生の方々の今後の活躍にも期待致しております。この度は、誠にありがとうございました。

氏名不掲載
以前から経営には興味はありましたが、ファイナンスの専門知識のない私にとって、今回の実践塾での取組みは、発見と驚きの連続であったように思います。 第1回~第3回(4~6月)は、事業で習ったビジネスプランに従い、既存事業の見直しを行いました。特にアトリビュート分析において決定的に強みがないこと、市場機会、市場環境共に厳しい状況にあり、現時点で市場が成熟期であることから、今後衰退していくに従い、既存事業も衰退していくことが明らかであることが認識できました。 第4回~第5回(7~9月)は、ディールストラクチャー、IPO等について授業で勉強する傍ら、家に持ち帰り、既存事業への危機感から既存事業とのシナジーを生かした新規事業について検討を行いました。新規事業を初めて塾生に話をした第4回授業後から、授業内容をひととおり復習し、集中的に作業にとりかかりました。ゼミ生の齊藤くんはいつも快く協力してくれ(大変感謝しています。)、一緒に検討すべき項目を明確にしながら、何度も再検討作業を続けました。新しく事業を生み出す楽しさと、実現する難しさが少しわかったように思います。 第6回では、担当グループの皆様のご協力のお陰で、なんとかの最終発表まで辿り着くことができました。発表では、初めて自分たちのビジネスプランを説明する大変よい機会となり、皆様からいただいた質問や意見を通じて、自分たちの新規事業の強みの部分の未熟さ、そしてこれから取り組み必要のある作業がはっきりしました。これも今後事業を進めるにあたり、非常に大事なアドバイスをいただいたと感謝しております。 今から思うと、実践塾の特にすばらしい点のひとつは、毎回授業のたびに、授業以外のお昼、懇親会、二次会といろいろな機会を提供いただき、忽那先生をはじめ神戸大学の優秀な学生の方々、実際に経営に携わっている方々、税理士や会計士等の士業の方々等、いろいろな分野で活躍される方々から幅広くすばらしいアドバイスをいただくことができることです。そして、その1ヶ月後に授業の内容も踏まえてブラッシュアップさせて、また意見を聞くことができる。この繰り返しは、本当に自分にとっていい経験となりました。 今回実践塾に参加したことの本来の意義は、自分たちが本当に提供したい事業を世の中に送り出すことであり、授業で習ったことを世の中で実践するこれからがまさに本番です。今後、何度も繰り返しブラッシュアップを重ねることで、必ず事業を成功させたいと思います。また、もうひとつこれも授業で習った重要な点ですが、撤退オプションも常に選択肢のひとつですので、NPVがプラスになる事業計画とし、撤退することも恐れず経営判断をしたいと思います。 忽那先生をはじめ、塾生、卒業生、学生のみなさまの後ろ姿をみていると、その仕事に対する姿勢や努力する姿を垣間見ることができ、大変刺激を受けました。お互いの事業や人生について、たくさんの意見交換を行った結果、いい仲間(人生の大先輩の方々に対して大変失礼な言い回しで恐縮ですが。)ができました。今後の皆様の活躍が楽しみであり、励みとなると共に、今後の人生の糧になる大変有意義な時間となりました。 最後に、このようなすばらしい取組みをされている忽那先生に、敬意の念を抱くと共に、感謝の気持ちでいっぱいです。今後とも実践塾の出会いを大切に、自分自身の人生も成長させていきたいと思います。まだまだ知識も経験も足りないと十分実感していますので、実践塾で学んだことを復習しながら、より理解を深め今後の事業に活かしていきたいと思います。 半年間本当にありがとうございました。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

菅原充
2006年4月に(株)QDレーザ(QDL)を創業し、量子ドット技術を基盤とした新しい半導体レーザの事業展開を進めてきました。実践塾受講のまとめと感想を述べさせて頂きます。当初の参加目的は、ビジネスプランとファイナンスという起業の二本柱を実践的に学び、これを通して次を行うことを想定していました:1. QDLの戦略・ビジネスモデルを再点検する。2. ビジネスモデルの確立とシーズの質向上の手法について学ぶ。3. 企業のR&D部門や政府プロジェクトとベンチャー資本の接続の仕方について考えをまとめる。結果として、1,2を講座で紹介された様々なフレームワークを通して検討し、最終プレゼンテーションにまとめることができました。各々のフレームワークを完全に使いこなせたわけではありませんが、それを活用することが事業を可視化、共有化し、さらには発展されるために極めて有効であることを認識しました。3については、現在新しい事業展開を構想する中で引き続き検討しているところで、後述の“今後の事業展開と成長戦略”において簡単に記載しました。
最終プレゼンテーション@ホテルシーガルてんぽーざん大阪、2013年9月28日について、 QDLのビジョンは、“光インタコネクトと加工・センサの二事業で新市場を創出する先進レ-ザ企業を目指す”ことです。そして、ビジョンを実現するための事業戦略は、1. コア技術(量子ドット技術と回折格子技術)の追求、2. GaAs基板を用いて任意の波長の半導体レーザを自在な提供、3. 製品を水平分業によって少量から大規模量産まで自在な供給、 によって、差異化新製品と新市場を有効に生み出すことです。現行の事業計画においては、これに基づいて、2012-2014年(第2期:量産)で営業利益を確保し、2015-2017年(第三期:成長期)で大きく成長していくことを目指しています。このような会社状況の中、プレゼンテーションにおいては、次の二つの課題を設定しました:課題1:2012-2014年(第2期:量産)で営業利益黒字化を達成するため、事業戦略と競争優位性を点検し、対処・実行事項を明確化する。課題2:2015-2017年(第三期:成長期)における成長と会社価値向上のため、事業戦略を改良し、競争優位を強化する。そのために、製品のValue Chain上の位置取りを検討・分析し、課題とアクションを策定する。  
以上の課題を解決するため、次の4つの視点を設定し、フレームワークを活用した分析を試みました。分析の視点1:競争優位性:①ビジネスモデルフレームワーク、②アトリビュート分析、分析の視点2:利益構造と財務:①利益構造図、②財務モデル、分析の視点3:事業価値:①DCF法、分析の視点4:事業戦略:①マイルストーン分析。これによって次の結論を得ました。分析の視点1:競争優位性:人材と事業機会、それらの適合度、時間軸において、強みとして、1)差異化製品群と水平分業による競争力、2)現在の事業機会を活用できる人材、を認識しました。また、弱みとして、1)大企業との製品開発競争におけるリソースの不足(人物金)、2)今後の事業機会を作り出す経験と方法論が不足、が明確となり、時間の経過に伴って顕在化すると予想しました。また、アトリビュート分析によって、光インタコネクト、加工・センサ事業の各製品の肯定的立場/決定的特徴を改めて明確化するともに、否定的立場/差別化的特徴を抽出し、肯定的/基本的・決定的特徴に改善する計画を定めることができました。分析の視点2:利益構造と財務:利益構造図を作成しました。光インタコネクト事業は第2期は安定した受託開発が確保されています(量産は第3期から)、一方、加工・センサの売上は台数 x 単価のフェーズに入っており、量産レーザ製品で営業利益を確保する最初の商品 として、財務分析の対象とすることにしました。損益分岐点分析によって、事業計画通りの2014年度営業利益確保のポイントが、主要メーカ中心に開発・量産対応を進めること、ドライバボードで横展開・普及促進すること、ファンドリ組立費交渉であること、を明確にしました。分析の視点3:事業価値:2012-2017年度事業計画、2018-2020年度は年率20%成長としたFCFに基づき、Terminal Value 87.7億円、事業価値61.7億円、IRR20%と仮に算出しました。後述の“今後の事業展開と成長戦略”と合わせ、今後、事業価値分析がより大切になっていくと考えています。分析の視点4:成長戦略を構想する上で、Value Chainの下流へ展開し、1. コア技術を摺合せてモジュール化し、2. 顧客がモジュールを組み上げて作る最終製品の設計と制御を公開・提供し、3. 横展開と標準化を進めて業界をコントロールする、 ことが重要と認識しています。この考えに基づいて、その仕組みと体制、(不完全ながら)マイルストンと必要資金、リアルオプションを設定し、NPVを算出しました。光インタコネクト事業では、光トランシーバチップ(量子ドットレーザ+シリコン光回路)によって、100-300Gb/s低消費電力高速光源で通信モジュール業界をリードする、また、加工事業では短パルスシードレーザ光ブロック(<20ps)+ドライバ+ファイバ増幅器+フィルタ)で超精密加工用短パルスレーザ業界をリードする構想を描きました。
課題図書:ブレークスルー・カンパニー 数多くの課題図書を推薦頂きましたが、ブレークスルー・カンパニー、が私には最も有益でした。“同じことをこつこつやるが成功の道ではない”という主張が根底にあり、起業レベルを超えてブレークスルーする可能性を最大にする方法が語られていました: ・足場、つまり社外リソースのネットワークを築くこと、それが会社を次のレベルに押し上げてくれる。・ホットな市場にあってその市場を支配する方法、活力の失われた瀕死の市場にあってそこを魅力ある市場によみがえらせる方法を見つける。・会社を戦略的に正しい位置につけるためにはどんな賭けをしなければいけないかを決め、それから資金調達を考える。・歩き出したばかりでも、いつか重要な会社になると思うことが大事。
成長戦略: 今後の成長戦略は上記の分析の視点4の構想を基本的考え方とします。“ブレークスルー・カンパニー”の実践と言えるかもしれません。実践塾での検討と並行して検討を進めてきましたが、この数か月の動きで下図の枠組みが現実化する可能性がでてきました(詳細は記載できませんが)。この構想では、最上流のQDLの半導体レーザ製品を技術コアとして、摺合せが及ぶところまで下流展開することによって事業競争力と付加価値を最大化することを狙います。光インタコネクト、加工に加え、QDLの秘密兵器“レーザアイウエア”もいよいよ登場間近です。日程としては、FY2013 3Q:事業計画作成、資本政策作成、体制、方針固め(人物金時間)、資金調達活動開始。FY2013 4Q-FY2014 1Q:投資契約、雇用契約、知財実施許諾契約、設立 となります。FY2013 3Qのうちに、これが“戦略的に正しい位置づけ”かを分析するのが大事です。構想を実現する過程での困難、障害はこれまでの経験である程度予想つきますが、事業の成功だけではなく、起業家の権利を守る資本政策を初めから精密に設計していくことを意識したいと考えています。
感想:インテルの現社長がインタビューの中で、“私は生涯のキャリアの中で、経営の講座を受講したことはない”と言ってしました。が、今回の実践塾を受講して、理論とフレームワークで経営を洗い直すことが、足元を見つめ、改善し、未来を構想することの強力な助けになることを認識しました。 先生の素晴らしい講義とカリキュラム、学生の皆様・参加者の方々の御支援、御協力に感謝します。 先生には上記の成長戦略構想につき、是非アドバイスを頂きに伺いたいと思っています。 今後ともどうぞよろしくお願い致します。


開催趣旨

ベンチャー企業のアントレプレナーは、不確実性の高い事業環境下で高度な経営的意思決定を行うために、ビジネスプランニングとそのためのファイナンスに関わる知識の習得が不可欠です。もちろん、こうした知識は独立系ベンチャー企業のアントレプレナーのみに求められるものではなく、企業のなかで新規事業を創造するコーポレート・アントレプレナーや、大学発ベンチャーを経営するアカデミック・アントレプレナーにとっても不可欠なものです。いくらすばらしい事業アイデアや技術を持っていても、ファイナンスの知識なくしては、成長のための資金を調達することも、株式公開に向けた有効な資本政策を考えることもできません。ベンチャー企業に資金を供給するベンチャーキャピタリストにおいても、投資先企業に対して付加価値の高いサービスを提供するためには、ビジネスプランニングやファイナンスに関する理論に基づいた行動が重要です。
しかし、こうしたファイナンスに関する知識を、多忙を極めるアントレプレナーやベンチャーキャピタリストが、日常の業務の中で自ら時間をねん出し学習することは容易ではありません。アントレプレナーファイナンス実践塾では、株式公開を目指している成長期にあるベンチャー企業のアントレプレナーと(可能であれば、御社において企画・財務を担当している役員(CFO)と一緒に参加することを推奨します)、若手中堅クラスのベンチャーキャピタリストを対象に、ビジネスプランニングから、ベンチャーキャピタルの投資を経てIPOに至るまでの一連のプロセスにおけるファイナンスの基礎知識を習得してもらうことを第1の目的としています。
アントレプレナーファイナンス実践塾は、このような基礎知識の習得にとどまるものではありません。習得した基礎知識を元にして、グループ討議と全体討議を通じて、指定した実践的課題に関して意見交換を行います。こうした討議を通じて、アントレプレナーとベンチャーキャピタリストの両者にとって好ましいファイナンスの在り方は何かについて分析・研究することが第2の目的です。
 第6回目の最終講義では、アントレプレナーにビジネスプランを発表してもらい、ベンチャーキャピタルからの実際の資金調達につながる可能性を追求します。こうした討議を通じて、アントレプレナーにとっては、自社のビジネスモデルを練り直すための貴重な機会となるでしょう。ベンチャーキャピタリストにとっては、ファイナンスの理論を基礎にした、ベンチャー企業に対するアドバイス能力を高めるための訓練の機会となるでしょう。  

参加するアントレプレナー、CFO、ベンチャーキャピタリストにおいて、現状の知識レベルには差があるかもしれません。しかし、初級、中級、上級レベルのテキストとして何を読めばよいのか、どのようなプロセスを経てレベルアップを図れば自らの知識の向上が達成できるのかについて、よくわからず困っている人も多いかもしれません。アントレプレナーファイナンス実践塾では、参加者のレベルに応じて、「どのようなテキストを使って、どのように勉強すればよいのか」という疑問に対しても、丁寧に指導していきます。
最後に、アントレプレナーファイナンスの実践においては、アントレプレナー間、ベンチャーキャピタリスト間だけではなく、アントレプレナーとベンチャーキャピタリスト間でネットワークを構築しておくことが、将来の事業展開において貴重な資産になります。アントレプレナーとベンチャーキャピタリストの人的ネットワークの形成、お互いが高い目標に向かって高めあうことのできるコミュニティを構築することも、アントレプレナーファイナンス実践塾の大きな目的です。

対象者

アントレプレナーファイナンス実践塾は、下記に示すようなアントレプレナーとベンチャーキャピタリストを主として対象としています。ベンチャー企業を対象としているコンサルタントや税理士・会計士の方も対象としています。

(1)アントレプレナー(御社のCFOを含む)

  • 将来急成長を達成し、株式公開を実現したいと思っているが、ファイナンスの知識が不足していると感じている方。
  • 企業を成長させるためにベンチャーキャピタルから資金を調達したいと思っているが、どのような点に注意して資金を調達すればよいのかよくわからない方。
  • 自社のビジネスモデルが成長可能なものなのかをチェックしたいが、そのためにどのような点に注意してチェックすればよいのかよくわからない方。
  • 大企業のコーポレートベンチャーとしてベンチャー企業の経営を担当することになったが、ファイナンスの知識が不足していると感じている方。
  • 大学発ベンチャーとして企業を立ち上げたが、技術のことはわかっても、ファイナンスの知識が不足していると感じている方。
  • 独自の方針でこれまで成長を模索してきたが、他のアントレプレナーやベンチャーキャピタリストから幅広く意見を聞いて、ビジネスモデルをもう一度再検討したいと感じている方。
  • 今後の自社の成長戦略を考えたとき、ファイナンスの基礎理論を習得した財務担当役員を育成する必要があると感じている方。
(2)ベンチャーキャピタリスト
  • 大学を卒業して大手ベンチャーキャピタルに就職したが、ファイナンスについての理論的な知識が十分に習得できていないと感じている方。
  • 銀行本体で長らく融資業務に携わってきたが、子会社の銀行系ベンチャーキャピタルに勤務するようになったものの、ファイナンスの理論的な知識が不足していると感じている方。
  • 大手製造業で長らく営業等の業務に携わってきたが、コーポレートベンチャーキャピタル部門に勤務するようになったものの、ファイナンスの理論的な知識が不足していると感じている方。
  • 独自の方針でこれまで投資を実施してきたが、アントレプレナーや他のベンチャーキャピタリストから幅広く意見を聞いて、自らの投資の在り方をもう一度再検討したいと感じている方。
  • 今後の自社の投資戦略を考えたとき、ファイナンスの基礎理論を習得したベンチャーキャピタリストを育成する必要があると感じている方。

プログラム

アントレプレナーファイナンスの先進国であるアメリカでは、アントレプレナーとベンチャーキャピタリストがともに、ビジネススクールでアントレプレナーシップに関する幅広い知識を習得した後に、実践で経験を積み活躍しています。多くのアントレプレナーやベンチャーキャピタリストがMBAホルダーであることからも、アメリカの進んだ実態を伺うことができます。一方、わが国の場合は、こうしたアントレプレナーシップに関連する基礎知識を大学のMBAで習得したうえで、実践で活躍している人はむしろ少数派であるといえます。
とはいえ、2年近くの期間も実践を離れてMBAで学習することは、多忙であるアントレプレナーやベンチャーキャピタリストにとっては、現実問題としてとても難しいといえます。アントレプレナーファイナンス実践塾では、MBAのアントレプレナーファイナンスの講義や演習で提供されている内容を、6カ月程度の短期間で習得できるように、基礎知識の習得(個別講義)と、実践へのフィードバックが可能となるように参加メンバー間での意見交換(グループ討議と全体討議)を組み合わせて、プログラムを設計しています。
講義では、エクセルを使いますので、ソフトウェアがインストールされたノートパソコンを持参して参加して下さい。

個別講義
第1回
ビジネスモデルの検討
優れたビジネスプランとはどのようなものか。
第2回
財務モデルの作成とリスク分析
ビジネスプランのリスクをどのように分析すればよいのか。
シミュレーションの技術を使って、どのようにリスク分析を実践すればよいのか。
第3回
リスクキャピタルの調達とバリュエーション
アントレプレナーは資金を一度に調達した方がよいのか、数回に分けて調達した方がよいのか。
ベンチャーキャピタリストはどのような点に注目して投資決定を行うのか。
ベンチャー企業のバリュエーションを行う方法にはどのようなものがあるのか。
投資を行う前の価値評価(プレマネーバリュエーション)はなぜ重要なのか。
第4回
ディールストラクチャー
ベンチャーキャピタル業界において用いられる投資条項にはどのようなものがあり、それぞれどのような意味があるのか。
ベンチャーキャピタルとの投資契約において、アントレプレナーは何に注意をすればよいのか。
ベンチャーキャピタリストとアントレプレナーの両者にとって好ましい投資契約にするためには、どのような点をお互い考慮する必要があるのか。
第5回
投資回収・成長戦略としての新規株式公開(IPO)とM&A
新規株式公開のコストはどの程度なのか。
新規公開企業の公開価格は、どのようなプロセスを経て決定されるのか。
新規株式公開にあたって、アントレプレナーとベンチャーキャピタリストはどのような点に配慮しておく必要があるのか。
第6回
ベンチャー企業他のビジネスプランのプレゼンテーション(13:00-18:00)
アントレプレナーが自社のビジネスプランを発表し、全体で意見交換する。
総括

【参考図書】
■リチャード・L・スミス、ジャネット・K・スミス著(山本一彦総監訳、岸本光永、忽那憲治監訳)『アントレプレナー・ファイナンス』中央経済社、2004年。
■忽那憲治、長谷川博和、山本一彦編著『ベンチャーキャピタル ハンドブック』中央経済社、2006年。
■忽那憲治『IPO市場の価格形成』中央経済社、2008年。
■忽那憲治『中小企業が再生できる8つのノウハウ』朝日新聞出版、2010年。

グループ討議
 4名程度で1グループを編成し、個別講義で習得した基礎知識を元にして、講師が設定したテーマについて分析・意見交換を行います。 議論するテーマについては、講師が当日設定します。

全体討議
 グループ討議を受けて、全体討議を行います。


スケジュール

開催日
2013年4月スタート9月修了
<大阪会場>
第1回 4/20(土)
第2回 5/18(土)
第3回 6/15(土)
第4回 7/20(土)
第5回 9/14(土)
第6回 9/28(土)
   

開催場所
神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ

講義時間  全6日(土曜日開講・1日8時間10:00-18:00:1時間昼食休憩)

費用等


募集人数
アントレプレナー、財務担当役員(CFO)、新規事業担当者、ベンチャーキャピタリスト、コンサルタント、税理士・会計士、弁護士他 合計10名程度

費用
参加費 1人20万円(消費税別)
※初回開始までに全額納入をお願いします。

必要書類
以下3点を添えて申込をお願いいたします。
(1)履歴書
(2)参加動機(A41枚程度)
(3)事業内容がわかる会社パンフレットもしくはウェブのアドレス

申込期限
2013年3月22日(金)

修了証書
アントレプレナーファイナンス実践塾の修了者には、現代経営研究所から修了証書を授与します。

事務局 : 特定非営利活動法人 現代経営学研究所(RIAM)
神戸市灘区六甲台町2-1
神戸大学経営学研究科第3学舎内
担当:若命(わかめい)
E-mail:bi@riam.jp  TEL:078-803-6985  FAX:078-805-1624

現代経営学研究所(RIAM)の詳細は、HP<http://www.riam.jp/>をご参照下さい。