2023.2/20開催報告

【開催報告】特別セミナー「金融業界事情」を開催しました

当日の様子
日時
2023年2月8日(月)15:10~16:40
会場
神戸大学六甲台第一キャンパス本館102教室
15:10~16:10
  • 有賀 誠 氏(株式会社日本M&Aセンター 常務執行役員 人材ファースト統括部長)
  • 中村 健太 氏(日本M&Aセンター 人材戦略部長)
  • 星 一博 氏(非常勤講師・日本M&Aセンターホールディングス 社長室 室長)
16:10~16:40
質疑応答

金融業界と一言に言って、皆さんは何を想像されるだろうか。
就職活動をした人や控えている人は、銀行、証券、保険、クレジット、信託、アセットマネジメントと様々な業界があることを知っているかもしれない。
今回のセミナーでは、同じ業界であっても、企業によっては扱える商品の範囲に違いがあることや 現在、その業界が置かれている状況と「近い未来の現実」について現場の生の声を聞くことができた。 今回講師を担当された講師の有賀氏は、日本の大企業から外資系企業、そして新興の急成長企業まで、様々なキャリア経験から金融業界について紐解かれた。
その一方で新卒で日本M&Aセンターに入社した中村氏からは、金融業界内での違いについて解説された。
金融業界のセミナーから金融業界の話だけでなく現在求められる個人の自律的なキャリアについても 再認識させられる、今の時代に求められるキャリアの話であった。 例えば、これまでM&A業務はメガバンクのような総合的に金融商品・サービスを提供する会社に入ることでしか携わることができなかった仕事だった。
そのため、銀行業を一通り学び一人前になってから専門的なM&Aの職に就くことが求められた。 また、人事主導によるキャリア形成であったため、M&Aの業務に携わることは個人の意思のみでは決まらないものであった。
しかし、日本M&AセンターのようにM&Aというある一つの業務に特化した会社が設立されたことで 自らの意思で企業を選ぶことで、仕事を選ぶことに直結し、自律的にキャリアを形成できることに改めて気付かされるものであった。
自律的なキャリアという視点でもう一つ挙げるとすると将来的には保険業のように証券についても証券会社以外の働き方も生まれる可能性などについて学べる機会となった。 この金融業界のセミナーから金融業界の実態と「近い未来の現実」のみならず今求められる個人の自律的なキャリアについても学べるセミナーであった。