プロジェクト紹介

経営学の対象は企業です。企業は有限の生命しか持たない人間とは異なり、人から人へ承継される器ともなれば、個人の財産や社会の財産ともなりえ、存続できる限り無限の生命を持つ可能性を秘めたものです。
そのような企業の活動は,有限の生命しか持たない人間が,その活動を時間や空間を超えて拡張し,社会の要求に応える活動とも言えます。
企業には、必然的に存続し、発展することを使命としています。
新たな経営者によって企業が生まれる、企業が成長する、企業が次の経営者へ承継される。
企業のライフサイクルのどの場面を切っても、「存続と発展」という使命が垣間見えます。
事業承継、事業成長という特定の専門分野を軸に企業研究を行うMARECには、倫理や思想、社会システムに関わる人文・社会科学系の研究分野も共存しています。
既存の研究が存在しない分野に着手する研究を推進するMARECだからこそ、生産性低下による企業の成長鈍化、更に後継者不在という日本全体を取り巻く深刻な社会課題の解決で地方創生を実現し、GDPの維持、向上に寄与し日本創生に挑むものです。