CFA Research Challenge 2021年大会において神戸大学KIBERチームが優勝しました

12月4日(土)に東京のSMBC日興証券本社で開催された、CFA Research Challenge 2021年大会において、経営学研究科講師の西村幸宏先生が指導教官を務める、神戸大学KIBERチームが見事優勝を果たしました。
CFA Institute Research Challengeでは、大学生で構成されるチームが、実際に企業分析を業務としているアナリストやその分析を基に株式の投資判断を行っている株式ファンドマネージャーの指導のもと企業分析を行い、その調査・分析内容の優劣を競います。
今回の審査対象企業はポーラ・オルビス ホールディングス(東証1部 4927)で、企業分析をし、ターゲット株価を算出して、”買い”か”売り”の推奨をするものでした。また、今回の審査委員4名は外資系アセットマネジメント会社でアナリストとして企業分析をされている部門の責任者が3名、日系アセットマネジメント会社社長が1名という構成でした。

予選には国立・私立大学から24チームが参加し、8チーム(東京大学、一橋大学2チーム、名古屋大学、京都大学、神戸大学、立教大学、立命館APU)が最終審査会に進みました。
過去2年は一橋大学が優勝しており、今回の最終審査会も一橋大学からは2チームが予選を通過しているという激戦でしたが、その戦いを制したのがKIBERチームでした。
また同時に、指導教官の西村先生には、対象企業のターゲット株価を裏付ける論理的分析とプレゼンテーションの出来栄え、審査委員からの質問に対する受け答えの総合点から、Outstanding Service as a Faculty Advisor賞が授与されました。

優勝したことによって、KIBERチームは2022年2月に開催されるアジア大会への出場権を獲得しました。過去13年のこの大会で日本の大学でアジア大会を突破した大学は一校もなく、もし突破すると、アジア大会を初めて制した日本の大学として、世界大会(ニューヨークで開催)への出場権を獲得します。

神戸大学KIBERチームへの応援を、よろしくお願いいたします。