本物のデータ分析力が身に付く本

著者名 河村 真一 日置 孝一 野寺 綾 西腋 清行 山本 華世 著
タイトル 『本物のデータ分析力が身に付く本』
出版社 日経BP社 2016年6月
価格 2800円 税込

紹介

本書では、データ分析における”基本的”な考え方を紹介しています。これまでに受けたことのある分析に相談を元に、データ分析を始める前に何をすべきか(第1章)、データを扱う際に何から始めるべきか(第2章)を書かせていただきました。また、平均値のみでなく、代表値の扱い方について(第3章)、統計分析の基本的な概念である標準偏差の意味とその利用法について(第5章)書かせていただいています.残りの第4・5章は、サンプルデータを使った分析の演習を紹介しています。
表紙に記載されている通り、本書は大阪ガスさんから依頼を受けて作成した研修を元に作成されており,現在日経BP・オージス総研共催の研修として実施しています。研修用のサンプル分析用データ・マクロを使用しない簡易分析ツールをダウンロードして、研修内容を実際に追っていく形でデータ分析のプロセスを学習していただけます。

 良い参考書を、と聞かれた際に申し上げるのは、一度書店で中身を見て、自分に合っている、内容が理解できる、と思える本がデータ分析に良い本だということです。これから分析を始めたいと思っている方、分析を行いたいが、データの扱いにいまいち自信が無いという方はぜひ本書を手に取ってみていただければ幸いです。

プロローグ データ分析の心構え
第1章 データ分析を設計する
第2章 データを事前にチェックする
第3章 分析方法を選ぶ
第4章 ケース実習「新商品の配置問題」
第5章 標準偏差を使おう
第6章 グループ間の差の確からしさを検証する
第7章 分析結果の受け止め方と伝え方

前の記事

製品開発と市場創造