構造転換期の中国経済
著者名 | 佐々木信彰 編 黄磷 著(第5章) |
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タイトル | 構造転換期の中国経済 |
出版社 | 世界思想社 2010年12月 |
価格 | 2205円 税込 |
書評
2007年以降、企業成長戦略の重心をグローバル経営に移している日本企業が増えています。グローバル経営の重要な課題のひとつは、中国市場での売り上げ拡大と利益確保です。本書は、今日の中国市場を理解するために、量から質へ、経済大国から経済強国へと経済構造の転換を図る中国経済のアクチュアルな姿を分析したものです。この本の中では、農業、代表的な製造業である繊維、家電、自動車、住宅産業、環境産業、サービス業である流通、金融、証券、保険をそれぞれの業種や分野に関する専門家が、最新の現状と問題、課題を分析しています。リーマン・ショック以降の中国市場の主要な産業のダイナミックな変化と真の姿を正確に認識するために役に立つ一冊です。
目次
序章 中国経済構造の転換へ(佐々木信彰)
第1章 農業と農産物貿易(厳善平)
第2章 繊維産業(辻美代)
第3章 家電・IT産業(貴田捷雄)
第4章 自動車産業(孫飛舟)
第5章 商業・流通(黄磷)
第6章 金融(竹内健)
第7章 住宅・不動産(中岡深雪)
第8章 環境産業(滕翔宇)