日米経営比較 -日本経営の再生に-
教官名 | 村田 修造 助教授 |
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タイトル | 日米経営比較 −日本経営の再生に− |
出版社 | 大学教育出版 2002年6月 |
価格 | 2800円 税別 |
書評
日米の経営を「企業統治」、「雇用問題」、「ベンチャー起業」、「戦略提携」、「企業間摩擦」、「医療と介護」の6分野で比較し、最大の違いは「働く人への考え方」にある。「働く人に優しくない」アメリカ経営は、セーフティ・ネットによって辛うじて持っている仕組みであり、企業の仕組み、雇用の仕組みなどあらゆる仕組みがアメリカ化する中で、日本企業の強みである「働く人への優しさ」を失うことは、日本経営の唯一の強みを失うことになる。仕組みを変えるためには、日本経営にあったセーフティ・ネットの構築が前提になる。