ビジネス三國志
著者名 | 石井淳蔵 栗木契 清水信年 西川英彦 水越康介 吉田満梨 |
---|---|
タイトル | ビジネス三國志 |
出版社 | プレジデント社 2009年1月 |
価格 | 1524円 税別 |
書評
「厳しい争いが、闘う者を鍛える」。企業間の競争は、新しい着想や新しい市場を生み出し、次なる成長のための展開力(志、戦略、資源)を育てる創造性の源泉でもある。この競争による創造のドラマは、わが国のさまざまな産業において、どのように展開されてきたのだろうか。本書は、複数の競争企業間で織りなされる競争のプロセスを再現し、「質のよい競争(創造的な競争)」の論理を読み解こうとする。歴史性の問題を抜きにイノベーションの問題を語ることはできないことが、多面的に検討される。
目次
第1部 新市場の創造
プロローグ ビジネス三國志の狙い
第1章 プレミアムビール
第2章 ハンバーガー
第3章 モバイルPC
エピローグ 市場の創発
第2部 三國志の論理
プロローグ 三者間の競争プロセスを記述する意義
第1章 健康緑茶
第2章 ベビー用紙オムツ
第3章 家庭用ゲーム機
エピローグ 意図せざる「漁夫の利」の発見