市田 悠季
市田 悠季(いちだ ゆうき)
- EY新日本有限責任監査法人 大阪事務所勤務
プロフィール
2021年 | 公認会計士試験合格 |
2022年 | EY新日本有限責任監査法人 大阪事務所入所 |
公認会計士を志した動機
私が会計士になることを目指し始めたのは、大学受験のときです。志望大学・学部を決めるにあたって、将来就きたい仕事を決めることから始めました。そこで、昔から、国家資格を取得したいという思いをぼんやりともっていたため、国家資格の中から、自分により合う職業は何かと探しました。そして、文系でありながら数学が好きな私に、試験の勉強の内容・仕事内容がよく合っていると感じられた、公認会計士の資格を取ることを決意しました。
会計プロフェッショナル育成プログラムの活用
このプログラムに、私はとても助けられました。大学1年次に受けた簿記の講義のおかげで、日商簿記3級・2級を難なく取得することができました。会計士試験の勉強の、幸先の良いスタートを切ることができたと思います。それは、会計士試験の勉強を進めながら、大学の単位(商業簿記Ⅰ、Ⅱ、工業簿記)を取得することができ、自然と勉強のモチベーションが高まったからだと思います。また、この簿記の講義を受講して初めて、会計士に興味を持つ人もおり、同じ会計士を志す仲間が増えることが、嬉しかったです。
公認会計士としての仕事の魅力
会計士としての仕事の魅力は、多様な働き方を選べることだと思います。監査法人という組織の中で働くことも、独立して働くこともできます。また、海外勤務をする人やベンチャー企業のCFOになる人もいます。他の職業と比べても、自分のやりたいことを実現するための環境が、とても整っていると思います。私も今、将来のキャリアは具体的には決まっていませんが、どう歩んでいくのかを考えるのが楽しいですし、選べる選択肢が多いに越したことはないと思います。
神戸大学生の皆様へのメッセージ
会計士試験の勉強は、比較的長期間にわたるため、大学生活の多くを費やすことになります。そのことから、会計士を目指すことに迷われる方もいるかもしれません。私は、会計士試験の勉強が本格化してからは、部活を休み、バイトもやめましたが、それまでは両方経験することができました。試験が終わってからは、部活に復帰し、3回生の現在、楽しく活動しています。そのため、思っていたよりも大学生活を満喫できたというのが率直な感想です。一例ではありますが、悩んでいる方の参考になれば幸いです。