北村 大典
プロフィール
北村 大典(きたむら だいすけ)
有限責任あずさ監査法人 大阪事務所勤務
2022年 | 公認会計士試験合格 |
2023年 | 有限責任あずさ監査法人 大阪事務所勤務 |
公認会計士を志した動機
まず、公認会計士という職業を高校1年生の時に身内から教えられました。当時私は、純粋に社会のことについてもっと知りたいという好奇心があり、会計士という職業に就けば、より多くの企業に関わり、より多くの取引を知ることができ、私たちの生活がどのような要素から成り立っているのか深く知ることができると考え、会計士に興味を持ちました。そして、大学1年生になった時に会計士という職業についてさらに詳しく調べました。その際に私は、自分の人生をどのようにして過ごしたいかについて考えたところ、社会の役に立ちたい、自分の仕事が社会の役に立つことを実感できるような仕事をしたいと考え、その実感ができる公認会計士を志しました。
会計プロフェッショナル育成プログラムの活用
私は、会計プロフェッショナル育成プログラムのカリキュラム通りに1年生の頃から簿記3級、簿記2級の授業を取りました。授業内容自体面白かったので積極的に授業を受けていました。しかし、実は私は簿記3級の試験を受けておらず、また、2級も落ちてしまいましたが、大学当初から私は公認会計士の勉強をしたいと考えていたため、「2級取れなかったけど会計士の資格取ったら関係ないか」と考え、再受験もせずに公認会計士の勉強を始め3年生でなんとか無事に合格しました。そのため、仮にこのプログラム通りに勉強をして2級に受からなくても、全然会計士を目指せるため、気になる人は目指すのもありだと思います。
公認会計士としての仕事の魅力
私が考える会計士の仕事の魅力は、他の仕事だとなかなか見られないような現場を見ることができるところです。例えば、製造会社がクライアントであればその会社の工場内だとか、パブリック部門に自分が所属すればなかなか立ち入ることができないような場所に入ることができ、社会に対する知見が広がると思います。また、そもそも会計の知識や企業法、税金などの専門的な知識を身に付けられる点も魅力だと思います。
神戸大学生の皆様へのメッセージ
私は、大学1年生の頃から予備校に通い大学の授業を受けた後に3時間の予備校の講義を受けるという生活を基本的にはしていました。そのため、会計士の勉強を始めた場合には自分の余暇の時間が減り、また春休みや夏休みにも講義はあるので友人との遊ぶ約束なども立てづらくなるかもしれません。しかし、予備校の中でもフレンドリーな人はいますし、勉強をする中で自分の成長を感じることができます。サークルや部活に入って大学生活を謳歌したり、思いついたビジネスプランをもとに起業してみたりするのも素晴らしいと思いますが、その選択肢の中に会計士の資格を取るという選択肢を入れてみてはどうでしょうか。