加護野先生は学生、研究者、実務家に対して多大な影響を与えてくださいました。先生からいただいたご指導やお言葉は私たちの宝物です。せっかくの宝物を多くの人と共有できればと考えました。そこで、加護野先生との忘れられない思い出や楽しかったエピソード、加護野先生の名言、加護野先生から受けた影響などを、ぜひこちらのフォームからお寄せ下さい。また、皆さまからお寄せいただいたメッセージをどうぞご覧ください。
メッセージは事務局で確認のうえ、当ページに掲載いたします。
なお、お寄せいただいたメッセージは、お別れの会当日に、ご紹介させていただく場合がありますのでご了承下さい。
問い合わせ先:(神戸大学大学院経営学研究科研究助成室)
所属: (株)Newone/(株)Shift
加護野先生に初めてお会いしたのは今から30年以上も前のことで、当時私はNRI(野村総合研究所)に在籍したおりました。神戸大学の加護野先生を始めとする金井先生、当時博士課程におられた北居先生らと共同でチームを組み、企業風土の研究をさせていただきました。この研究をベースに、私たちNRIは「企業活性化プログラム」という商品を売り出し、私が責任者を務めていた経営コンサルティング室はこのプログラムのお陰で事業を拡大することに成功しました。商品化1年後には社長賞を受賞し、先生らは論文化したと記憶しております。その後、暫くして私はアクセンチュアに転職しましたが、後輩たちが改良を重ね、NRIでは「コーポレートゲノム」の名で10年以上サービス展開を続けていたと聞いています。また、このプログラムのクライアントの一つであった沖電気工業とは長くビジネスの関係を維持することができ、その縁でアクセンチュア退職後は、同社の役員になりました。私のキャリア形成にとって加護野先生は本当に恩のある方だと思っております。先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます
所属: 嘉義大学(台湾)
2002年3月卒のゼミ生です。
その後、私は、日本への旅行や論文発表会などにおける、時間があれば、なるべく加護野先生に面会して楽しく話しました。特に、縁があって、2015年に息子と、2018年に娘と、2022年に家内と、それぞれ連れて加護野先生に会いました。そのうち、先生は、当時大学生の娘と話して、もし日本に留学したいならば、推薦してあげると励ました。そこで、加護野先生が、私の恩師だけではなくで、家族みたいの感情を繋がって溢れております。
加護野先生は、天国に行っても、先生の優しい笑顔が、いつも私達の心に残しております。
所属: 中国人民大学商学院教授
加護野先生のゼミに入れていただいたのは、1986年12月のことでした。以来四年間、“経営学”の泰斗であられる先生のご指導のもと、沢山のことを学ばせていただきました。
帰国後は、先生の「年に一冊」という教えを胸に、大学で教鞭をとりながら研究に励み、これまでに拙著50冊と論文132篇を上梓することができました。天国におられる先生に、ささやかながらご報告申し上げます。
加護野先生の励ましとご援助がなければ今の私はありません。先生、本当にありがとうございました!
先生のご冥福を謹んでお祈りいたします。