担当 経営学研究科 黄　磷教授

平成27年度神戸大学MBA加護野忠男論文賞受賞者　飯田　宏道氏

今回のセミナーでは、新興国のボリュームゾーン市場を開拓しようとしている日本企業が共通にして直面する品質基準見直しの問題について深く考えていきたい。

将来、神戸大学MBAコースへの進学を希望する方々、ビジネス現場で直面している課題について深く思考したいと思われている方や、「プロジェクト方式」と呼ばれている神戸大学独自のMBA教育プログラム、そして、企業が直面する経営課題を解決するための新たな理論や方法を探求する「研究に基礎をおく教育」という神戸大学MBAの特色あるスタイルに興味をお持ちの方にも、有益なセッションとなります。

このセミナーでは、新興国のボリュームゾーン市場への参入に際しては、日本企業の高すぎる品質基準に起因する高価格是正が課題となっています。品質を高める取り組みを通じて醸成された日本企業の品質文化に根差す品質基準の見直しに向けた組織的対応を、複数事例の分析によって考察します。

まず、黄教授より、神戸大学MBAの特色である「働きながら学ぶ」、「プロジェクト方式」と「研究に基礎をおく教育」について紹介してもらいます。次に、平成27年度神戸大学MBA加護野忠男論文賞受賞者　飯田　宏道氏が登壇し、品質基準見直しに向けた組織的対応について事例分析のプレゼンテーションを行います。

最後に、セミナーご参加の皆さんとは、質疑応答の時間を持ちます。プロジェクト研究やMBA修士論文のことだけでなく、MBA入試、MBAコースでの勉強、MBAの雰囲気、学生同士の交流、仕事や家庭との両立のさせ方などについて、生の経験を聞くことができます。

募集人数は90名です。

開催場所：神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ