過去の神戸大学MBA公開セミナー

第14回:2016年8月10日(水)18:30~19:45

神戸大学MBAで「HR」を学ぶことの意義

担当 経営学研究科 平野 光俊教授

神戸大学MBAは来年度からカリキュラムを大幅に刷新します。そのなかで「ヒト」(Human Resource: HR)にかかわるテーマは、「組織行動論」(Organizational Behavior:OB)と「人材マネジメント」(Human Resource Management: HRM)の二つの学問を連携させて構成するコア科目として再編成されます。

OBは組織の中の人間行動を心理学からアプローチする学問で、具体的なトピックスとしては、職務満足、モチベーション、リーダーシップ、組織コミットメント、対人コミュニケーション、キャリア発達、組織文化などがあります。他方、HRMは働く人の自律性と他律性を組織目的に統合しようとする諸制度を扱う学問です。

この公開セミナーでは、ヒトの問題を専門的に扱う人事スタッフではないビジネスパーソンが、MBAで「HR」を学ぶことの意義を「人材マネジメント型企業変革リーダー」というコンセプトから考えてみたいと思います。「人材マネジメント型企業変革リーダー」とは、人を基軸として戦略を策定し変革を主導するリーダーのことです。

神戸大学MBAで「HR」を学ぶことの意義を一緒に考えてみませんか。OBとHRMの深い知識と実務への展開力を備えたリーダーを目指したい方、ふるってご参加ください。

募集人数は90名です。

開催場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ