過去の神戸大学MBA公開セミナー

第15回:2016年9月14日(水)18:30~19:45

分社化の功罪:知財部門を事例とした導入方法の検討

9月の神戸大学MBA公開セミナーでは、本学MBA修了生で、2015年度加護野忠男章受賞者の前田健児氏が、受賞論文のエッセンスを語ります。

分社化は、古くからある経営手法ですが、特に近年では、環境変化への迅速な対応の必要性の高まりなどを受けて、多くの企業が採用しています。しかし、あらゆる経営手法がそうであるように、分社化もまた万能薬ではありません。その活用にあたっては、該当する部門の特性や、置かれた状況を診断したうえで、処方箋をつくらないと、思わぬ副作用に悩まされることにもなりかねません。そこでの診断項目は多岐にわたりますが、現場での経験を踏まえた粘り強い議論が、前田氏の研究の持ち味です。分社化の導入を新たに検討しておられる経営者やスタッフの方々、あるいは分社化を導入したものの、その運用に悩んでおられる経営者やスタッフの方々に、ぜひご参加いただきたいセミナーです。

当日のプログラムは以下です。

  1. 挨拶(栗木教授)
  2. 講演(前田健児氏)
  3. 質疑応答(栗木教授)

募集人数は90名です

開催場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ