過去の神戸大学MBA公開セミナー

第24回:2018年4月11日(水)18:30~19:45

論題:「変化する採用の最前線~優秀な研究開発者の採用方法~」

発表者:2017年度MBAテーマプロジェクト・チーム(チーム名湯めぐり)

場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ(梅田ゲートタワービル8階)

4月の神戸大学MBA公開セミナーには、2017年度後半に行われた「テーマ・プロジェクト研究」最上位チームのひとつが登場します。「プロジェクト方式」は、事例と理論を徹底的に検討し、仲間と議論を闘わせ、経営上の問題に実践的な解を導き出すことができる人材を育成することをねらいとしたグループ演習であり、本学MBAプログラムのひとつの柱となっています。

今回の「テーマ・プロジェクト」では、神戸大学MBA生が12チームにわかれ、各チームが業務上の問題意識からテーマと仮説をそれぞれ設定し、4ヶ月以上に渡って事例研究を行い、研究成果をまとめました。

今回の発表テーマは「変化する採用の最前線~優秀な研究開発者の採用方法~」です。日本は世界のイノベーション競争に遅れを取っていると言われて久しく、日本発のイノベーションを生み出すために研究開発型企業は日々模索を続けています。今回発表されるのは、その解を採用という社員の入り口に求める研究です。

長らく日本企業は新卒一括採用を行い、新入社員から始まる社内の昇進レースで社員を競わせるということを行ってきました。この昇進レースは、管理部門や研究開発部門も含めた全てのポジションで行われており、採用についても、ゼネラリストも研究開発者も同様の目線で評価を行っている企業が多くなっています。日本の研究開発型企業がイノベーション競争を勝ち抜く上で、この横一線の採用方法が本当に正しいのか、研究開発者に適した採用方法があるのではないかという問題を、本研究は提起します。

今回の公開セミナーでは、インタビューにご協力いただいた研究開発型企業の特徴的な採用を通じて、優秀な研究開発者の採用における最適解を模索します。この解を皆さんと共有するとともに、さらなる議論を重ね、経営という問題への内省を深めていきたいと考えています。ぜひご参加ください。

当日のプログラムは以下です。

  • 18:30-18:35 挨拶、概要説明
  • 18:35-19:05 テーマ・プロジェクト研究の成果発表(神戸大学MBA生チーム)
  • 19:05-19:45 質疑応答

募集人数は90名です

開催場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ