指導ガイドラインの作成を通したOJT研修プログラム
要約
OJT研修では、人材育成の考え方についてのレクチャーや、育成事例をもとにしたグループ討議などの手法が用いられることが多い。しかし既存教材を用いた場合、部下育成に対して関心が低い受講者の研修参加のモチベーション、および研修で学んだ内容を職場で応用しようというモチベーションを高めることが難しい。
受講者の「育成への関心」を喚起し、「職場での応用意欲」を高めるためには、OJTのための指導ガイドラインの作成に関与させることが有効である。また、作成した指導ガイドラインは、企業におけるOJTマニュアルとしても活用することができるというメリットがある。
本稿は、指導ガイドラインの作成を通したOJT研修プログラムの内容を紹介する。
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松尾睦 田中希久代 |
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