経営の経済学

著者名 丸山雅祥
タイトル 『経営の経済学』
出版社 有斐閣 2017年2月
価格 3240円 税込

紹介

本書は,経営の経済学(ビジネス・エコノミクス)の内容を市場,競争と戦略,組織の3部構成で体系的に解説しています。近年,GAFAと総称されるインターネット関連の代表企業 (Google, Apple, Facebook, Amazon)がリードするデジタル革命によって,さまざまな産業は,創造と破壊の渦中にあり,産業の境界が大きく揺らいでいます。企業間の競争の重心が,「既存の市場における競争」(competition in the market)から,革新を手段としたシュンペーター流の競争,すなわち「新たな市場の創造に向けた競争」competition for the market)へとシフトするなかで,ビジネス・エコノミクスの分野で新たな研究が生まれています。それらを盛り込むべく,本書の第3版では,産業組織の変革のダイナミクスを概観するため,第3部(組織)に「産業の境界とイノベーション」という新たな章を追加しました。

本書の購入をご検討の方はこちらをご覧ください。

第1部 市場

 第1章 市場構造の分析枠組

 第2章 需要の特性

 第3章 費用の規定要因

 第4章 市場支配力

第2部 競争と戦略

 第5章 ゲームと戦略

 第6章 寡占と競争

 第7章 競争戦略の分類

 第8章 価格戦略

 第9章 製品戦略

 第10章 流通と販売促進

 第11章 サプライチェーン

 第12章 プラットフォーム

第3部 組織

 第13章 情報とインセンティブ

 第14章 企業の境界と組織

 第15章 産業の境界とイノベーション

前の記事

金融

次の記事

企業統治と成長戦略