経済論文の書き方

 

著者名 経済セミナー編集部(編)、善如 悠介(第14章 著) 他
タイトル 『経済論文の書き方』
出版社 日本評論社 2022年9月
価格 2200円 税込 

紹介

本書の目指すところは「初めて論文を書く学生にとって役に立ち、また教員がゼミでの論文指導で活用できるような情報を提供する1冊」であった。著者の1人として、その目的に沿った形で「応用理論で論文を書く」際のノウハウ・知見の共有を目指した。その際の題材として「産業組織論」を取り上げることにしたが、そのノウハウは「応用ミクロ経済学」の隣接分野のみならず「マーケティング・経営学」の諸分野にも適用可能だと思われる。

目次

第1部 はじめの一歩編
 第1章 座談会「論文の書き方はどう教えている?」【中室牧子・平賀一希・室岡健志・森知晴】
 第2章 統計分析で論文を書くための手順とコツ【小原美紀】
 第3章 独自性のある経済論文を書くコツ【萩原里紗】
 第4章 経済論文執筆の「はじめの二歩目」と具体例【本田圭市郎】
 第5章 論文を書くということ【横山和輝】

第2部 実証編
 第6章 近年の実証分析の動向と学部教育【加藤久和】
 第7章 データのみつけ方・集め方【水落正明】
 第8章 ミクロ実証論文執筆の落とし穴とアドバイス【安井健悟】
 第9章 金融時系列データ分析を用いた論文の書き方【熊本方雄】
 第10章 独自データのつくり方——フィールド調査の手順【高橋遼】
 第11章 経済実験論文の書き方【犬飼佳吾】

第3部 理論編
 第12章 「肩肘張らない」理論論文の書き方【三浦慎太郎】
 第13章 理論論文を書くときに気をつけること【宮城島要】
 第14章 応用理論で論文を書く——産業組織論のケース【善如悠介】
 第15章 動学的一般均衡モデルを用いたマクロ経済政策論文の書き方【廣瀬康生】

第4部 技法編
 第16章 アカデミック・ライティングを知ろう!【渡邉真理子】
 第17章 研究発表のコツ【森知晴】
 第18章 対談「ISFJの活動から見る経済論文を書くコツ」【赤井伸郎・千田亮吉】
 第19章 ゼミの活動から見る経済論文を書く際の心得【栗田匡相】

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