価値という思考
著者名
國部克彦(著)
タイトル
『価値という思考』
出版社
神戸大学出版会 2024年3月
価格
1100円 税込
紹介
私たちの日常には「価値」という言葉が氾濫し、それは私たちの生活に深く根ざしている。しかし、その「価値」とは具体的に何なのか、それを考えるとき言葉に詰まる。本書では、ウィトゲンシュタイン、カント、ニーチェ、アーレント、プラハラード、デューイ、ルソー、マルクスなど、知の巨星たちの思考を手掛かりに、価値と社会、価値と価格、さらには民主主義の価値に至るまで、価値創造とその教育の可能性について思索する。
目次
第1章 価値と世界
1 日常生活における心の豊かさ
2 価値から世界を認識する
3 ウィトゲンシュタインから価値を学ぶ
第2章 価値と創造
1 価値と共創
2 価値と評価
3 金儲けは悪いことか
第3章 価値と教育
1 教育の価値
2 価値創造と教育
3 デザイン思考
第4章 価値と社会
1 価値と多様性
2 価値創造と民主的な社会
3 神話から自由になるために
4 SDGsの価値
5 大阪市住民投票から価値について考える