対中ビジネスの経営戦略[中堅・中小企業への提言]
著者名 | (財)日中経済協会編 |
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タイトル | 対中ビジネスの経営戦略[中堅・中小企業への提言] |
出版社 | 蒼蒼社 2003年 |
価格 | 2800円 税別 |
書評
本書は、日中経済協会が発足以来、有識者で組織する「中国経済調査研究会(関西委員会)」が長年の調査研究のノウハウを生かして、中堅・中小企業が中国に進出し、成功するための提言を取りまとめた1冊である。
中国は「世界の工場」から、今や「開かれた巨大市場」として世界の注目を集めている。日本企業のなかで、生き残りをかけて中国に生産拠点の移転を図る企業も多い。本書は、対中ビジネスのマクロ環境と成功のカギに関する13のセミナーで構成され、さまざまな角度から企業の経営戦略のなかで中国をどのように位置づけ、グローバル競争のなかでどのように経営戦略を実行していくかについて、提言を行なっている。
目次
総論 中国の経済発展は脅威かチャンスか
第I部 対中ビジネスのマクロ環境
第1セミナー 躍進する中国沿海部-温州と東莞-
第2セミナー 市場としての中国-リスクと対策-
第3セミナー 急成長する中小企業
第4セミナー 競争激化の家電産業
第5セミナー 再編進む自動車産業
第6セミナー 質的飛躍を目指す繊維産業
第7セミナー WTO/FTAと日中経済関係
第II部 対中ビジネスの成功のカギ
第8セミナー 空洞化からの脱出-関西のケース-
第9セミナー 中国企業から学ぶ経営戦略
第10セミナー 進出企業が直面する雇用問題
第11セミナー 中国の人材をいかに活用するか
第12セミナー 現地化が進む部材調達
第13セミナー 中堅・中小企業の対中進出の現状-アンケート調査から-