パーソナルファイナンス入門


著者名 榊原茂樹 城下賢吾 姜喜永 砂川伸幸 編著
タイトル パーソナルファイナンス入門
出版社 中央経済社 2006年4月
価格 2200円 税別

書評

ファイナンスという言葉は、元々はお金を払って決済する、という意味でした。今日では、もっと広く、人生の夢を実現するためのもろもろの計画の優先順位を決め、それを実行するのに必要なお金を手当てすることを含むようになりました。

お金を手当てすることは、お金を借りるだけでなく、将来に向けて手元のお金を資産運用でふやすことも含んでいます。

この本は、「パーソナルファイナンス入門」というタイトルが示すとおり、「私たちの生活とお金」についての原理・原則をわかりやすく解説しました。高校生から大学生、ビジネスマン、主婦、年金受給者までの幅広い方に読んでいただきたいと思います。はじめて金融の勉強をする人でも十分に読みこなせることができるでしょう。

目次

第1章 ファイナンシャル・プランのすすめ
第2章 お金の時間価値を考える
第3章 ファイナンシャル・プランをたてる
第4章 ファイナンシャル・プランのための税金入門
第5章 銀行と金利について知る
第6章 資産と信用を管理する
第7章 消費計画と資金計画を考える
第8章 住宅の購入について考える
第9章 大切な資産を守る
第10章 投資計画と投資選択について考える
第11章 株式に投資する
第12章 先物取引とオプション取引を利用する
第13章 債権に投資する
第14章 投資信託に投資する
第15章 富裕層の資産運用を知る
第16章 老後の資産計画を考える