藤田 珠香氏
藤田 珠香(ふじた たまか)
- 有限責任あずさ監査法人 大阪事務所勤務
プロフィール
平成29年 | 公認会計士試験合格 |
平成30年 | 有限責任あずさ監査法人 大阪事務所入所 |
公認会計士を志した動機
会計プロフェッショナル育成プログラムがきっかけでした。このプログラムの簿記の授業は専門学校の先生がいらっしゃって教えてくださるのですが、雑談のとき度々公認会計士になることを勧められました。今勉強すれば4回生で就職活動に苦労しないこと、公認会計士の資格があれば将来の仕事の可能性の幅が広がることを聞き、魅力的に感じたので勉強を始めました。簿記が面白かったのでもっと勉強してみたくなったし、大学生のうちに何か資格を取りたかったので、真剣に公認会計士を志すようになりました。
受験・合格体験談~会計プロフェッショナル育成プログラムの活用~
このプログラムを利用して公認会計士を目指す人は神戸にある専門学校に通う人が多かったのですが、専門学校のカリキュラムは校舎が違っても同じなので、私は家から比較的近い難波の専門学校に通っていました。そこは神大生がたくさんいるという環境ではありませんでしたが、神戸に通っている友達と今どこまで習ったか比べたり、専門学校のテキストを持っている人を見かけたりして、このプログラムを利用している人を身近に感じることができたので、私ももっと頑張ろうと思えました。
公認会計士としての仕事の魅力
公認会計士の仕事の魅力は、独占業務である監査業務だと思います。監査業務は公認会計士にしかできないということも魅力的ですし、監査業務は専門性が高いので、それに従事することによって身に着けた経験や知識を活用して、他のさまざまな業務をできるということも魅力的だと思います。監査法人でも監査業務以外に上場支援やアドバイザリーなどの業務を行うことができますが、そこでは監査業務の経験があるからこその価値を提供することができると思います。
神戸大学生の皆様へのメッセージ
私は1回生の12月から3回生の8月まで、公認会計士試験のための勉強をしていました。そのため、その間はサークル活動を休止していました。3回生で合格できたら4回生でサークルに行けるかなと思っていましたが、3回生12月で引退してしまうということを忘れていました。私は引退後も勝手にサークルに行くつもりですが、それは現役のときの活動とは別物だろうと思います。もちろん資格勉強と部活・サークルを両立できる人もいるかもしれません。ですが、これから公認会計士を目指そうと思う方は、部活・サークルと資格勉強とどちらを大切にしたいか、もう一度考えてから決めていただければと思います。