佐藤 祐基氏
佐藤 祐基(さとう ゆうき)
- 有限責任監査法人トーマツ 関西ブロック勤務
プロフィール
平成26年 | 公認会計士試験合格 |
平成27年 | 有限責任監査法人トーマツ 関西ブロック入所 |
公認会計士を志した動機
私が公認会計士を目指した最大の理由は将来の夢のためです。私は将来的に、独立するか否かは別として、コンサルタントになりたいと漠然と考えています。そこで、どのような人でもコンサルタントと名乗れる現在の社会において、他のコンサルタントとの差別化を図るためには誰にも負けない得意分野が必要だと考えました。その得意分野として会計を学ぶことを決意し、会計のプロフェッショナルである公認会計士を目指すことを決意しました。
受験・合格体験談~会計プロフェッショナル育成プログラムの活用~
私は正直、最初から会計に強く惹かれていたというわけではなく、大学での商業簿記Ⅰ・Ⅱ、工業簿記の授業にあまり積極的に取り組んではいませんでした。しかし、今になって言えることは、このプログラムが無ければ会計士にはなれていなかったということです。1回生の12月から多くの同級生と専門学校の同じ教室で学び、競い合える環境があったからこそ合格にたどり着けたと思います。周りの友達においていかれぬように必死になることができ、勉強をすることがしんどくなるときはありましたが、苦になることはありませんでした。最終的に、多くの友人たちと共に合格することができ、横のつながりが強くなるこのプログラムこそが合格できた最大の要因だと考えています。
公認会計士としての仕事の魅力
会計士としての仕事の魅力は多種多様な方々と触れ合えるところだと思います。メーカー、金融、保険など様々な業界が社会には広がっていますが、普通は自分が入った企業のことしか知れません。しかし、監査を受けている企業の業種は多岐に渡り、換言すると会計士は監査を通じて多くの業界に触れる機会が広がっています。自分の成長のベクトルがあらゆる方向に向き、人として、また社会人として総合的に成長できる環境に身を置けることこそ会計士の特権であり、会計士の最大の魅力だと考えます。
神戸大学生の皆様へのメッセージ
おそらく、多くの方が何らかの希望や目的を持って大学に通っていると思います。いろんなバイトをしてみたい、部活で結果を出したい、留学をしたいなど多種多様だと思います。大学生活の4年間は自分のやりたいことができる最後の期間です。私は将来の夢のために会計士試験に合格することを最大の目標にして大学生活を送りましたが、時間の使い方に間違いはなく、どのように時間を使っても全て正解だと思います。もし、将来的に自分がやりたいことが会計士とつながりがある、何か大学生活でやりきったことが結果として欲しい、などという方は神戸大学のこのプログラムを活用して、会計士を目指してみてはいかかでしょうか。やってみて後悔することはないと思います。