留学経験者の声 田中 優祐 さん

KIBERプログラム2期生 田中 優祐 さん

留学校:ワシントン大学 フォスター経営学部
留学期間:2013年9月~2014年6月

初めまして、2013年~2014年にかけて米国ワシントン大学に留学をしておりました、田中優祐です。私は大学1回生の夏休みに米国のスタンフォード大学などを旅行で周り、そこで現地の大学生がいかにハードに勉強しているかに衝撃を受け、経営学部の交換留学プログラムを通して留学することを決意しました。

私の留学体験を振り返って、本当に行ってよかったなと感じることは、キャリア、友人、自己成長、楽しい思い出、この4つに集約されると思います。

まずキャリアですが、ワシントン大学ではどの授業でも大量の宿題とグループワークが出され、日夜そのための準備にクラスメイトと一緒に励むことになります。一番印象的だったのは、アントレプレナー(起業家)育成のクラスで、大学が率先して、起業家を増やそうと取り組んでいました。そのクラスで出会った、世界中から集まる大きな志を持った同世代のクラスメイトとの出会いやプロジェクトを通して、「絶対将来は米国で世界中から集まる優秀な人たちに揉まれて勝負してみたい」という強い思いが生まれました。そして私は今、米国サンフランシスコで無事に自分のファーストキャリアを始めることができました。これも全て留学での経験によって自分の進みたい方向性が明確になったことがきっかけだと感じています。

2つ目ですが、授業のプロジェクトや放課後のパーティ、スポーツなどを通してたくさんの思い出を共有した友人は一生モノとなりました。アメリカ人だけではなく、フランス人、ポーランド人、スペイン人、台湾人、韓国人、などなど世界中に仲の良い友達ができたことは僕の一生の財産です。ワシントン大学の学生、留学生は優秀な人ばかりで、卒業後彼らは誰もが聞いたことがある企業、Google, Facebook, Amazonなどで働き始め、そういった企業で働くとはどういうことか、その国の事情はどうなっているのか?などを知ることができるのも全て留学のおかげだと思います。

次に自己成長ですが、無論英語漬けの生活なので、英語は伸びますが、英語以外にも、あの大変な授業を全て英語だけでやってのけた、という自信や、いろんな国の文化を知れたことは、大いに自分の成長につながったと感じています。

最後に、なによりも、母国を離れ、世界中から集まる同世代と一緒に授業を受け、課題を行い、テストが終わったらパーティをする、ということは最高の思い出だったと感じています。大変な時もありましたが、今となっては全て良い思い出です。留学に興味がある、異文化に触れてみたい、なにか今の自分を変えたいと考えている経営学部の学生の方も、留学は間違いなく life-changing experience だと思いますので、是非挑戦してみてください。