兼古 高希氏
兼古 高希(かねこ たかき)
- EY新日本有限責任監査法人 大阪事務所勤務
プロフィール
2019年 | 公認会計士試験合格 |
2020年 | EY新日本有限責任監査法人 大阪事務所入所 |
公認会計士を志した動機
会社を経営している親戚から影響を受け、将来起業をしてみたいなと漠然と思った時に、そのために何か活かせるスキルや資格はないかと調べていく中で会計士という資格を知りました。そこで、会計士の資格や、監査法人に勤めることで得られる経験により将来のキャリアの選択肢を、起業のみならず、より広げることができるということに魅力を感じ、会計士を目指しました。
受験・合格体験談~会計プロフェッショナル育成プログラムの活用~
会計士の本格的な勉強は12月から専門学校に通い始める頃から始まるのですが、それまでの間に会計プロフェッショナル育成プログラムの一環である商業簿記Ⅰ・Ⅱ、および工業簿記を履修し、会計の基礎を学びます。これらの授業を受けていたことで、会計の基礎的な知識を持った状態で会計士試験の勉強を始めることができ、効率よく受験勉強を行えたと感じています。
公認会計士としての仕事の魅力
上述の通り、会計士という資格および監査法人で得られる経験は自身の選択肢を大いに広げてくれます。監査法人に勤めることで、会計士の独占業務である監査業務を始め、コンサルティング業務、IPO業務、税務業務など多種多様な業務に携わることができます。さらに、そのキャリアを活かして、起業、会計事務所の立ち上げ、一般事業会社への転職など様々な選択肢を手にすることができます。将来やりたいと思ったことに挑戦する機会を与えてくれることが最大の魅力であると強く感じています。
神戸大学生の皆様へのメッセージ
個人的には全ての神戸大学の学生が会計士を目指したとしても損はしないと感じています。それは、会計士という資格及び職業が自身の選択肢を広げるということにもありますが、1番の理由としては神戸大学に合格した人であれば、会計士受験を乗り越えることは決して非現実的な話ではないからです。確かに大学生活の大半を勉強に費やすことにはなりますが、その自己投資はリターンから見てもリスクから見ても十分に価値のあるものだと思います。とは言っても、大学生の間でできることはたくさんあり、一番自分が熱中できるものに取り組むことが大事だと思います。その中で会計士に魅力を感じたのであれば、ぜひ会計士受験に挑戦してみてください。