木南 沙枝氏
木南 沙枝(きなみ さえ)
- 有限責任監査法人トーマツ 大阪事務所勤務
プロフィール
2019年 | 公認会計士試験合格 |
2020年 | 有限監査法人トーマツ 大阪事務所入所 |
公認会計士を志した動機
私は、神戸大学に合格することだけを目標に高校時代は勉強を頑張っていましたが、いざ合格して入学してみると周りには今までに出会ったことのないような意識の高い人や才能にあふれた人がたくさんいて、このままでは社会に出られない、大学に合格することがゴールではないと思い知り、自分の将来について考え始めました。就職にも直結するような資格を取りたいと漠然と考えていた頃、大学で紹介されていた監査法人のイベントに参加し、そこで働いている方々が本当に輝いてみえて、私の中での社会人というイメージが大きく変わりました。会計士として働いている方は難関試験を突破して自分に自信と誇りを持っているから、あのように私の目にはかっこよく映ったのだと思いました。私も自分の仕事に誇りをもった人になりたいと思い、公認会計士を志しました。
受験・合格体験談~会計プロフェッショナル育成プログラムの活用~
会計プロフェッショナル育成プログラムがなければ、私は公認会計士という資格の存在すら知ることがなかったのではないかと思います。大学に入学してすぐに公認会計士についての紹介があり、簿記も授業内で一から丁寧に教えていただきました。その中で会計学に興味をもった同じ環境の仲間と一緒に切磋琢磨しながら勉強を進めていくことができました。長い受験生活を乗り越えていくために欠かせない仲間に出会えることは、このプログラムの大きなメリットであると思います。
公認会計士としての仕事の魅力
公認会計士の魅力は、携わることのできる仕事の幅が広いことが挙げられると思います。監査だけでなく、例えば上場支援やアドバイザリー業務、企業内会計士など、資格を持っていれば様々な経験を積むことができます。また、出産や育児などと仕事を両立することも可能で女性が働きやすい環境にあることも大きな魅力だと思います。
神戸大学生の皆様へのメッセージ
大学生はせっかく遊べるのに勉強に費やすなんてもったいないと思う方もいるかもしれません。実際、私も周りからよく言われていました。しかし、自分の将来に向けてやりたいことを精一杯できるという時間も、今後なかなかないのではないかと思います。貴重な大学生活を会計士試験の勉強に充てたことに対して私は全く後悔していませんし、決断して本当によかったと思っています。
公認会計士の資格取得に限らず、この4年間で自分はこれを頑張ったといえるような何かをつくることは大切ではないかと私は感じています。