藤井 利紗子氏
藤井 利紗子 (ふじい りさこ)
- EY新日本有限責任監査法人 大阪事務所勤務
プロフィール
平成30年 | 公認会計士試験合格 |
平成31年 | EY新日本有限責任監査法人 大阪事務所入所 |
公認会計士を志した動機
私が公認会計士を目指した理由は、親が会計系の仕事をしていたこともあり、会計士の資格、仕事に強い憧れの気持ちがあったからです。実際に大学に入ってみて受けた簿記の授業も楽しく、会計をもっと深く学んでみたいと思いました。大学在学中に自分はこれを頑張ったと思える何かが欲しいと感じていたので、一回生の冬から公認会計士の資格勉強を始めることを決意しました。
受験・合格体験談~会計プロフェッショナル育成プログラムの活用~
私は大学入学後、会計プロフェッショナル育成プログラムを履修しました。簿記の知識がないまま、資格勉強をするのは非常に大変だと思います。しかし会計プロフェッショナル育成プログラムの授業として商業簿記3級、2級の知識を教えていただきました。これを活用し、一回生の6月に3級、11月に2級を取得することが出来ました。資格勉強をスムーズに始めることができるのでお勧めです。とても役に立つ授業だと思います。
公認会計士としての仕事の魅力
公認会計士の独占業務は監査ですが、それ以外にも様々なキャリアプランがあることが魅力だと思います。また女性が出産、育児を経て仕事に復帰しやすいことも魅力の一つです。監査法人では女性に対する制度がしっかり整っていて、私がお話しをさせていただいた女性会計士の中には、家庭と仕事の両立をしておられる方がたくさんいらっしゃいました。ワークライフバランスを保つことが可能だと思います。
神戸大学生の皆様へのメッセージ
私は大学在学中に公認会計士を目指して、専門学校に通ったことに対して、後悔は全くなく、非常によかったと思っています。同じ目標を持った大切な仲間にも出会え、また資格勉強にあたり絶え間ない努力をして、人間として成長できたのではないかと思います。公認会計士の資格は難しそうで、本当に自分がなれるのか不安になると思います。かつての私もそうでした。しかし合格して思うことは、正しい努力と合格したいという強い気持ちがあれば、誰でも取得することができる資格だということです。少しでも多くの方がこの職業に興味を持ち、目指してくれることを楽しみにしています。