門田 崚太郎氏
門田 崚太郎(かどた りょうたろう)
- 有限責任監査法人トーマツ 関西ブロック勤務
プロフィール
平成28年 | 公認会計士試験合格 |
平成29年 | 有限責任監査法人トーマツ 関西ブロック入所 |
公認会計士を志した動機
私は高校時代に、将来は自分のもっている知識や多様な経験を活かして社会に役に立つ仕事がしたいと考えていました。また地元で自分の家庭を持ち、両親とも頻繁な交流を図れる暮らしがしたいといった、生活面も重視して将来の人生設計をしてきました。広く深い知識と経験を活かして働き、かつ柔軟に生き方を選択することのできる公認会計士は、仕事面でも生活面でも理想の職業だと思い目指すことにしました。
受験・合格体験談~会計プロフェッショナル育成プログラムの活用~
大学で商業簿記Ⅰ,Ⅱの授業を受け、その結果1回生のうちに簿記3級と2級を取得することができました。大学での簿記の授業は専門学校の講師の方々に行って頂いていたのですが、そのおかげで資格取得という成功体験を得ることでき、また4,5ヶ月の授業によって、そのような講師の方々からさらに高いレベルの学びを得ることに対して信頼感も出来上がっていたので、迷いなく公認会計士コースに進みました。
商業簿記Ⅰから始まった会計プロフェッションを目指す道において、こんなにも恵まれた環境はないと思います。同じ道を目指す学部の仲間と切磋琢磨することができたり、授業や進路相談という形で公認会計士への道案内をして下さる講師の方々がいたりと、このような恵まれた環境で学びを得ることが出来るのは稀ではないかと思います。私個人として、公認会計士受験生としての約1年半は想像していたよりも大変でしたがそれ以上に忍耐力や時間を上手く管理する術など多くのものを身につけることができたと感じています。
公認会計士としての仕事の魅力
私は公認会計士という資格の魅力は、その生き方の多様性にあると思っています。監査法人に入って公認会計士の独占業務である監査を通じて多種多様な企業モデルに触れたり、またその経験を活かして独立して会計事務所を設立または新しい会社を興したり、一般企業の経理として活躍したり等々、挙げれば挙げるだけ道が開かれているように思います。
神戸大学生の皆様へのメッセージ
私は、直感を信じて実行することがベストだと思っています。大学4年間はとても貴重な時間です。海外の大学に進学したり、部活でバリバリ活躍したりなど、選ぶことができない道が数多く存在しているのが大学です。私はサークル活動やバイトなどを天秤にかけて、公認会計士試験の勉強を大学生のうちにすることがベストと直感で判断したので思いっきり打ち込みました。この貴重な時間に何をするのか、自分が直感で決めたことは間違いありません。公認会計士を目指そうという直感を信じた人は、ぜひその道を進んでください。