榮 留衣氏

榮 留衣(さかえ るい)

  • 有限責任あずさ監査法人 東京事務所勤務

プロフィール

平成29年 公認会計士試験合格
平成30年 有限責任あずさ監査法人 東京事務所入所

公認会計士を志した動機

公認会計士を目指した理由の一つに、結婚や出産を経験しても長く仕事を続けられるよう、手に職をつけられる資格を取得したいという希望がありました。私はせっかく資格を取るならその分野で一番になりたいという憧れがあり、自分の仕事が社会に影響を与えていると実感できる仕事がしたいと考えていたため、プロフェッショナルとしてやりがいを持って働き続けられる公認会計士という職業が自分に合っていると感じました。このように、ワークライフバランスを取り、自分でキャリアや生き方を選択したいと考えた結果、公認会計士という資格があれば、専門職として能力を発揮し、仕事と家庭の両立もできると思い、公認会計士を目指しました。

受験・合格体験談~会計プロフェッショナル育成プログラムの活用~

公認会計士を目指すための環境が揃っていると感じていたため、入学時から会計プロフェッショナル育成プログラムを活用しようと決めていました。今まで簿記に触れたことがなく不安ではありましたが、大学1回生の時に商業簿記Ⅰ・Ⅱと工業簿記を履修し、早くから簿記について学ぶことができました。また、同じように会計プロフェッショナル育成プログラムを利用して専門学校に通う友人が多くいたことで、受験仲間と互いに切磋琢磨しながら勉強でき、めげずに公認会計士試験の合格を掴み取ることができたと思います。

公認会計士としての仕事の魅力

自分のキャリアを選択し成長するための機会が常に存在するところが魅力だと考えています。一般監査のみならず、IPOや国際業務、パブリックなどその業務内容は幅広く、公認会計士として働き始めてからも、自分のキャリアプランについて自由に考えることができ、それに沿った成長の機会が提供されます。また、様々なクライアントの監査に携わり、常に新たな知識や経験を積むことができるため、とてもやりがいのある仕事だと思います。

神戸大学生の皆様へのメッセージ

私は大学4年間のうち、その大半を公認会計士の受験勉強に取り組み、あまりサークルや友人との旅行に時間を費やすことはできませんでしたが、後悔はしていません。もちろん、結果が出ずにつらく悔しい思いをしたことも何度もありました。しかし、公認会計士試験合格という目標に向かって最後まで諦めずに努力した経験は、自分にとって大きな財産になったと感じています。私にとっては公認会計士試験の受験でしたが、何かに全力で取り組み、目標を達成することで自分に自信を持てるようになると思います。公認会計士試験の受験勉強は大変ではありますが、その先にはたくさんの機会や可能性が広がっているので、公認会計士を目指す方は最後まで諦めずに頑張ってください。

次の記事

山元 こなつ氏