宮原 泰之
宮原 泰之みやはら やすゆき
教授
博士(経済学)(神戸大学)
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研究と教育の概要
ゲーム理論を主要な専門分野としており、特に繰り返しゲームや戦略的情報伝達に関する理論研究を行っている。また、それらを応用し、組織の経済学に関する研究を行っている。繰り返しゲームの応用研究として、組織における関係的契約や企業文化について分析を行っている。戦略的情報伝達の応用として組織内における情報収集と情報伝達の相互作用を分析している。
学部教育については、「経営数学」という講義名で最適化理論について、そして、「組織と情報」という講義名で組織の経済学に関する講義を担当している。また、主に2年生を対象とした「経営科学の基礎」という講義名で経営学の理論とデータサイエンスの橋渡しをする講義を担当している。ゼミナールは経営学の分析道具であるゲーム理論やミクロ経済学を身に付け、経営現象を数学モデルで分析できるようになることを目指している。
大学院については、ゲーム理論に関連する講義を担当している。ゲーム理論を使った学術論文を読むことができるようになることを目的としている。大学院生の研究指導では、ゲーム理論や組織の経済学の専門家を育成することを目的としている。
略歴
- 2016年 神戸大学大学院経営学研究科教授
- 2001年 神戸大学大学院経営学研究科助教授
- 2000年 神戸大学経済経営研究所非常勤研究員
- 2000年 神戸大学院経済学研究科博士後期課程修了
- 1997年 神戸大学院経済学研究科博士前期課程修了
- 1995年 神戸大学経営学部卒業
担当科目
- 学部:外国文献講義、経営科学の基礎、経営数学、組織と情報、研究指導
- 大学院(Ph.D.):決定分析特殊研究(ゲーム理論)、決定分析特殊研究(組織の経済学)、決定分析特論、演習
- 大学院(MBA):統計解析応用研究
(実際に担当する科目は年度によって変わります)