会計と宗教の関わりに関する研究のレビュー

2026・09

要約

本稿では、会計と宗教に関わりについての既存研究のレビューを行う。会計と宗教、そして神学との関わりを扱う当該研究領域は、2000年前後以降、量的な拡大を見せているが、その当初から、それらの研究は機能主義的な研究関心によって突き動かされており、そこでは宗教組織が非営利組織の一類型として見なされる傾向があり、それでは会計技術のコンティンジェンシー理論への貢献の一つにしかならないとの懸念点が、繰り返し指摘されてきた。本稿では、当該領域において、現在このような懸念点がどのように捉えられ克服されようとしているのかについて整理し、将来研究への展望を明らかにすることを目的とする。

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堀口 真司

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